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駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

塩狩 秋

塩狩を囲む山並みが秋色に染まった
夕日を浴びてヨンマルが静かに峠を下る

80016396.jpg
2018年10月 宗谷本線 塩狩

この塩狩も不思議と足が向いてしまう駅だ。近隣にあるのは塩狩峠記念館と塩狩ヒュッテ、二軒の民家、そして塩狩峠一目千本櫻だけだ。普段この駅を利用するのは、二つの施設の来訪者と秘境駅趣味の旅人くらいだ。どう見ても駅と云うよりは信号場としての役割が大きい。当然、JR北の「廃止を含めた管理の見直し」の対象駅になっている。塩狩ヒュッテのオーナーの合田康代さんが、塩狩駅存続を求める署名運動をなさっていたが、何らかの進展がみられたのだろうか。和寒町より知名度が高いと思われる塩狩峠から駅が無くなってしまうことにでもなれば、和寒町民にとっては身を切られる思いだろう。

秋も深まり峠の山並みも紅に染まった。日が短くなり、峠道は早くも夕日の風情となった。単車のヨンマルが塩狩を後にして静かに和寒へ下ろうとしている。このきめの細かい繊細な駅周りの木立がこの駅の魅力の一つかもしれない。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2019/11/01(金) 00:00:00|
  2. 宗谷本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<歌内 06時57分 | ホーム | 小海線近況>>

コメント

北の大地の深遠なる風景には心洗われる思いです。
枯葉を揺らす冷たい風が肌に感じられる一枚ですね。
紅葉と言えども色とりどりの本州とは違って、落葉松が中心の北海道の紅葉は、より午後の斜光に煌めくような気がします。
  1. 2019/11/03(日) 19:57:42 |
  2. URL |
  3. lonely-bluesky #-
  4. [ 編集 ]

北の紅葉

lonely-blueskyさん、

確かに、落葉松はどのシーズンでも朝晩の斜陽がいいですね。円錐形の樹形が際立った方が雰囲気が出ます。
写真の背景の山に、北海道を代表する常緑針葉樹のエゾマツかトドマツでしょうか、緑色の帯がありますね。
それより下が落葉松の人工林で、それより上が落葉広葉樹が主の天然林になっていると思います。
落葉松林の人工林は、当然ですが黄色一色ですが、天然林の方は赤、黄半々ぐらいで、明らかに林相が豊かです。
北海道も本来は彩豊かな紅葉なんでしょうね。落葉松も悪くはありませんが、落葉松の落ち葉は色々と厄介です。
さて、今年の北海道の紅葉はどうだったんでしょうか。この秋は渡道は出来ず仕舞いでしたので、ちょっと気になります。
  1. 2019/11/04(月) 01:46:39 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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