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駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

あの日の計呂地

オホーツクの小集落を縫って短い貨物が往く
沿線風景の美しさはローカル線随一だった

10111F16.jpg
1975年3月 湧網線 計呂地

素晴しい。勿論写真の出来ではない。湧網線が走っていた沿線風景のことだ。この計呂地の浜床丹側にあったカーブは、湧網線きってのお立ち台だった。「湧網線 計呂地 キューロク」をヤフーで検索すると、現役蒸気ブログをリードしてきた、まこべえさん、アンギュロンさん、くろくまさんの写真がどっと出てくる。たった日に1往復の路線だったが、北辺のキューロク好きには絶対に外せないところだった。それほど、唯一無二のオホーツクの美しい沿線風景だった。

このブログでは、一応季節に合わせた写真を上梓するように心掛けてる。今回は、私的な曖昧な記憶の検証のために、例外的に季節外れの一枚をアップすることにした。情けないことに、43年前のこの日の出来事の記憶がはっきりしない。このシーンを一緒に撮った方がおられたかを確かめるためだ。当時の北海道では多くの方々と知り合った。一緒に塩狩ユース泊まることになった方もいたのだが、名前すら思い出せない。もしこのブログを見ていたら教えてほしい。

さてさて、どうしてこんな安っぽい構図の写真を撮ったのだろうか。先の諸先輩方の写真は、どれもすっきりしている。多分、計呂地の集落や周辺風景を出来るだけ広く写したかったのだろう。このお立ち台の抜けは、いったいどうなっていたのだろうか。キハでリベンジと行きたいところだが、それも叶わない。

この罐は「69620」、牽いているのは、ボギー台車の有蓋緩急車の「ワムフ100形」の1両のみだ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2018/06/12(火) 00:00:00|
  2. 湧網線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

こあらまさんの写真と同じ時期に、私も北海道で蒸気を追いかけていたわけですが、湧網線は1度だけ行きました。
当時、道内で知り合った撮影仲間と各所に行っていましたが、撮影効率が悪く「9600だけじゃつまらないから」ということで9600線区の士幌線、広尾線、渚滑線等は行きませんでした。
今となってはもったいないと反省しきりですが・・・

湧網線の話に戻りますが若里乗降所近くで写真と同じ編成の勇網線名物の「ワムフ」を牽引する列車を撮影しました。バックにはサロマ湖が写っていて場所は良かったのですが、煙は全く吐いていなかったです。
こあらまさんとは常紋三角山やこの写真を見るともしかして、どこかでご一緒していたかも知れませんね。
  1. 2018/06/12(火) 19:59:19 |
  2. URL |
  3. yba-d51 #-
  4. [ 編集 ]

北辺のキューロク

湧網線は素晴らしい路線でしたね。
しかも蒸気時代の終盤になっても効率が悪いせいか、ファンにもほとんど会わず、雄大な景色を独り占めしながら、のんびりと撮影が楽しめました。
ここは、そのなかでも一番の人気スポットでしたが、意外と木々が多く、立ち位置は限られていたように記憶しています。
私やくらくまさんは、もう少し線路寄りのやや高い位置から撮影しています。
こあらまさんは、あえてよく見る構図をさけて木の間を意図的に抜いたのか、先客がいて場所がとれなかったのでしょう。
いまは線路もはずされ、航空写真で見ると、手前はまだ開けているようですが、お立ち台あたりは森にかえってしまったようです。
もう一度、ここでキューロクの復活をながめたかったですね。
  1. 2018/06/12(火) 22:10:32 |
  2. URL |
  3. まこべえ #2XsKFzVg
  4. [ 編集 ]

終焉間近

yba-d51さん、

この頃は、いよいよ現役蒸気の終焉が近づき、有名撮影地はどこも三脚の放列でした。
静かに撮ろうと思ったら、キューロクが細々と走る閑散ローカル線にいくしかありませんでした。
少ないスジを効率よく撮ろうと、時刻表を舐めるように見ては、撮影計画を練っていました。
実はこれも面白い作業で、撮りに行けない期間の楽しみでもありました。
広尾線から池北線へ、興浜北線から天北線へ、標津線と釧網線、等々。色々と組み合わせて撮っていました。

私も北海道の何処かでyba-d51さんとお会いしているような気がしてきました。
当時は仲間内で情報交換しながら撮ってましたから、即席の撮影チームでということもありました。
撮影地での待ち時間に屯っている同士の写真も色々あるのですが、勝手にアップする訳にはいきません。
もう、40年以上前のご本人しか判らないような写真ですから、パアーッといって、同窓会というのも面白そうなのですが・・・。
  1. 2018/06/13(水) 01:13:54 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

右往左往

まこべえさん、

今も湧網線が残っていれば、毎年のように通っていたでしょう。もう一遍、レールを敷いて欲しいくらいです。
釧網線とセットで冬の観光開発をすれば、東南アジアの方々の人気スポットになったかもしれません。
本当ですね。航空写真で線路跡が判りますが、お立ち台は森に没しています。残念ながら、もうレールは敷けませんね。
この計呂地のお立ち台での、まこべえさんとくろくまさんの写真は、確かにもっと右位置ですね。
ただ、右に寄ると、視界が開ける反面、アングルから計呂地の集落が切れていきます。何を捨てるか難しいところです。
こあらま的には、こあらまアングルで木立がないのが一番ですが、それでは虫が良すぎますね。
別のカメラで、木立の抜けから望遠でも狙いましたが、アンギュロンさんが瓜二つのを撮っていました。
お立ち台ですから、同じような作例が量産されてしまいますが、どれもいいなあと思えるのが、名撮影地の証でしょう。
この後、サロマ湖の見える丘に登って上りを撮って、次の路線に転戦というのは、皆さん同じだったのではないでしょうか。
  1. 2018/06/13(水) 01:20:50 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

43年前3月のあの日

こあらまさん。私的な写真のupありがとうございます。計呂地駅の待合室で雪道を歩く為に靴の紐を縛り直して準備していた時に、こあらまさんに声を掛けられて一緒に目的地を目指しましたね! 私は他の方達とほぼ同じアングルで写真よりも、もう少し下の方で右か左か?とにかく木立の手前から撮りました。こあらまさんは、一旦は私と同じ所で撮ろうとしたのですが、自分のアングルを捜しに木立の中に入って行ってしまいましたね! 雪は降っていなかったのですが風が強くて汽車を待つ間とても寒かったと記憶しています。撮影後に計呂地駅に帰り、こあらまさんは網走行きへ、私は紋別のYHへと分かれて行きました。
大変懐かしく思い出されます!
  1. 2018/06/16(土) 15:28:27 |
  2. URL |
  3. 髙橋邦明 #-
  4. [ 編集 ]

あの日あの時

高橋邦明さん、

やっと、43年前のあの日あの時のことが再現されました。目出度しです。
それにしても、高橋さんは当時の状況を細かくよく覚えていらっしゃいますね。あっぱれです。
どうして、こんなアングルから撮ったかも分かりました。先客がおられたんですか。今度、高橋さんの1枚も見せてください。
私がはっきりと覚えているのは、撮影を終えて、肩を並べて一緒に駅に向かって線路を歩いた時のことです。
その後のネガは、以前お見せしたサロマ湖の見える丘からの上り列車のコマに続きます。
ご一緒したのは計呂地で、浜床丹の丘には一人で登ったということなんですね。これで合点です。
確かに、一緒に歩いたのは、風通しのいい計呂地に続くカーブでした。とても寒かったですね。
私もだんだん記憶が蘇ってきました。髪型なども。あの頃はお互い恐ろしいほど若かったですね。
40年の時間を経て、今また、その頃のことを肴に一献傾けられるのも、不思議なご縁です。
そう遠くないうちに、あの日あの時の続きをお聞かせください。
  1. 2018/06/16(土) 23:36:39 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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