駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

43年前の“今日”へ 関西本線

関西本線加太駅のホーム盛り土には年代物の桜があった。
43年前の今日、調度その桜が咲き始めていた。

0230516.jpg
1972年4月 関西本線 加太-中在家信号所

諸兄の「40年前北海道コラボ」がひと段落したところだが、習慣というのは恐ろしいもので、つい今日の日付の過去を探してしまった。
ありました。43年前の今日が。関西本線の加太越えに行っていた。

昨日の関東地方は愚図ついた空模様で、時折弱い雨も降り、桜が満開の週末だというのに、生憎の天気となってしまった。今日も雨が降る予報だ。43年前の加太越えは、昼過ぎまで本降りの雨で、同じように生憎の一日だった。慌てて撮ったと思われる一枚に、画面上半分にビニールが写っていた。昔よくやったドジだ。

天気が悪い分、気温が低く、湿度が高い。おまけに空転気味だ。暴煙とはいかないまでも、盛大な煙と言えるだろう。悪天候で前照灯が眩しい。こんな天気だが、有名なお立ち台だけあって、この日も10名近くの同業者が屯していた。


20004582.jpg
行きに乗った4月4日発の急行「紀伊」の急行券・寝台券 
この切符の用紙の柄は蒸気の動輪を模ったものだ

東京から関西本線の撮影に便利なのは、やはり夜行の急行「紀伊」だった。ただし、大きな問題があった。それは、「紀伊」には自由席がなく、寝台とグリーンしかなかったことだ。大枚をはたいて手にした切符での出撃だ。どんなに雨が降ろうとも、列車が来る限り最後まで撮影を続けたことは、言うまでもない。

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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/04/05(日) 00:30:43|
  2. 関西本線
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  4. | コメント:2
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コメント

43年前の春は

3/11から3/28にかけて渡道しておりました。
その際は六日町、イクサンダー大沼、ニセコ、塩狩、小平町立望海台とYH三昧。
皆さんが苦手と仰るミーティング、当時は苦手だったのですが
無煙化後の道内彷徨の際には、ヘルパーと間違われるような進行役をやってましたよ。

急行「紀伊」の寝台に揺られて加太を目指したのは48年8月16日、
切符をさがしたのですが見つかりませんでした。発行駅は同じ池袋だと思います。
画の方、荒天が幸いして味わいのあるものとなりましたね。
本務機の前照灯と霞がかった後補機との距離感、コントラストがいい感じですねっ!
  1. 2015/04/06(月) 22:20:29 |
  2. URL |
  3. くろくま #uRLT.2RM
  4. [ 編集 ]

切符は何時も池袋

そうですか。流石はくろくまさん、この春先も北海道でしたか。私奴は、この時は、夜行日帰りみたいなことを何回かやって、遠出はしませんでした。
面白そうですね。くろくまさんのヘルパーさん。見てみたいものです。(笑)
私は会員ではなかったのでYHには殆ど泊まっていません。確か北海道で知り合った方のお誘いで、塩狩に泊まったことがあります。何はともあれ、ゆっくり寝られて、暖かいご飯を食べられたのは幸せでした。

やはり、くろくまさんも紀伊に乗りましたか。この翌年にも山陰の行きがけに関西線に行っていますが、このときは大垣行きの鈍行に乗っています。加太に9:40着です。何とも言えない時間ですね。

切符は何時も池袋でした。西武デパートの北端の一階にみどりの窓口がありましたよね。そこで国鉄の切符を買って、いざ出陣でした。
今、ちょっと野暮用続きですので、ひと段落したらご連絡しますね。
  1. 2015/04/07(火) 01:49:33 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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