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駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

国鉄形が消える時

断崖と海とに挟まれた狭い空間が、この集落の生活の場だ
幾重にも連なる防波堤が、人々の海との戦いの歴史だ

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2016年10月 五能線 岩館

蒸気機関車が好きで、鉄道写真を撮り始めたが、現役蒸気の時代は、ほんの6~7年で終わってしまった。ここ五能線も無煙化から45年の長きが経った。その後は、これといって撮りたい車輌もなく、車輌に拘りのない、鉄道のある風景に傾いていった。拘りとまでは行かないが、非電化が好きだ。というよりは、架線と架線柱があまり好きでない。電化により無煙化になった路線を数多く見てきたからかもしれない。架線ポールが立ち始めるのを見ると、本当に嫌な気分になったものだ。例外的に、最初から電化されていた鄙びた私鉄各線に関しては、何の抵抗感もない。かくして、ここは車両特異性の希薄な鉄道写真ブログになっているわけだが、車輌への好き嫌いが全く無いわけではない。

この道でも、国鉄の影響を色濃く受ける、完全な旧人類になってしまったので、その血を引くものへの好感度はどうしても高い。五能線にも走るキハ40だが、キハ10系や20系に比べれば、本当に可愛くない奴だ。色だって首都圏色とかで登場し、蒸気ファンが毛嫌いした赤ブタことDD51といい勝負だった。ところが、次々と国鉄形が淘汰されてみると、勝手なものでキハ40もDD51も格好良く見えてくる。ましてや、絶滅危惧種ともなれば愛おしくも思えてくる。ここ五能線も国鉄形の時代が終わり、キハとも呼ばないJRのステンレス車体の電気式気動車に移ろうとしている。さてさて、その電車モドキに食指が動くだろうか。それはその時だ。まずは、キハ40の記念写真でも撮っておこう。


80007176.jpg
2016年10月 五能線 深浦


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2018/02/10(土) 00:00:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

旧態依然

1975年3月で現役蒸気撮影を終え、約40年間鉄道写真撮影から離れていましたが、最近近場の小湊鉄道DCや真岡鉄道C12の撮影に行くようになりました。
警笛、汽笛が聞こえカメラを構え、ファインダーに列車が入り、シャッターを押し、通過して行く列車を見送る。昔の感覚が戻る場面があります。
何だか、わからないですけどうれしい気持ちになっています。
旧態依然の行動もよいと思いました。


  1. 2018/02/10(土) 10:32:04 |
  2. URL |
  3. yba-d51 #-
  4. [ 編集 ]

昔も今も

yba-d51さん、

そうですか。小湊に真岡ですか。そのうち、現場でばったりお会いするかも知れませんね。
遠くから汽笛やブラストが聞こえてくると、今でも相変わらず血が騒ぎます。いいもんです。
どんな趣味でも、それを好きな者でないと味わえない特権ですから、大切にしたいものです。
趣味ですから、自分が一番楽しめるスタイルで行けばいいと思います。
真岡もここ暫く行ってませんから行きたくなりました。
  1. 2018/02/10(土) 22:22:47 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

新重量級

こあらまさま

ようやく新電気式初号が出てきましたね。

日高線やここ五能線には、かつての風災害の苦い経験から、新重量級が投入されることと推測されます。
重量級といえば、今の角界。
モンゴル族をこの世界に呼び込んだ旧皮質の連中が自ら責任を取るべきだと考えます。
人の揚げ足をとるばかりで、金で解決してその座を明け渡そうとしない某理事長には辟易とします。
どこか中央政庁の匂いすら漂う特殊法人に自ら切り込む新皮質の面々、応援したいものです!
  1. 2018/02/14(水) 07:44:17 |
  2. URL |
  3. 狂電関人 #vqoLnCUQ
  4. [ 編集 ]

心技体

狂電関人さん、

やはり五能線は重量級のハイブリッド車でしょうか。
そうですね。新潟の軽量級はJR北海道からは敗退しましたからね。

角界に限らず、いい選手がいい指導者になるかはわかりません。
ましてや、その世界の運営者、興行主として相応しいとは限りません。
必ずと言っていいほど、癒着の絶えない内向きで閉鎖的な組織が出来上がります。
どうでしょうか。一度、デーモン閣下あたりを理事長にしてみれば。
彼の方が、心技体の意味を理解しているのではないでしょうか。
  1. 2018/02/14(水) 23:58:07 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

審議委員

こあらまさま

もっと今回、醜悪だったのは横審のババアですわ。
一体全体何モンなんでしょうかね???

花もろくに生けられないのでは?(疑)
  1. 2018/02/15(木) 13:06:11 |
  2. URL |
  3. 狂電関人@仕事休憩中 #vqoLnCUQ
  4. [ 編集 ]

横審も評議員も

狂電関人さん、

横綱審議員会も理事長の諮問機関で、委員は理事長の嘱託です。
つまり、どこまでも同じ穴の貉ってことですよ。
一時期、マスゴミ、いやマスコミ関係者が多かった時にも。色々囁かれましたね。
某女史が評議員長になったのは肩書からとされています。単なるお飾りですよ。
本当は人前で喋っちゃいけないところを、喋ってしまったものだから大変です。
どれもこれも、閉鎖的な内輪の偏狭な理論で運営してきた結果でしょう。
伝統を守ることと、社会の良き団体であることを、両立することが求められています。
某放送協会が中継を止めるというのはどうですか。これはいいお灸だと思います。
  1. 2018/02/15(木) 23:19:35 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

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