駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

境川橋梁の南アルプス

小諸からの上り列車がJR最高地点を越えて、小淵沢までの長い下り坂に入った。
4月に入り日差しにも暖かみを帯びてきた。鉄橋を渡れば甲斐の国だ。

70002243R.jpg
2013年4月 小海線

前回 境川橋梁のお立ち台が消滅したとお伝えしました。
しかしながら、横が駄目なら、縦を抜く。バックは八ヶ岳から南アルプスに代わりますが。

八ヶ岳にばかり拘っていれば、もう終った場所ですが、どっこい縦だと南アルプスが飛び込んできます。今ではこの橋は、北岳と鳳凰三山を望む南アの撮影場所ってことです。まずまずのアングルとは思いますが、付け替えられた国道がやっぱり邪魔です。これより山梨県の標識が見えます。お立ち台からは直線としか見えませんでしたが、実はカーブしています。

このお立ち台だった境川橋梁を、大門川橋梁と混同されている方や記事が散見されます。本流筋の大門川は、清里側にさらに数百m下ったところにあります。境川は大門川の小支流ですから、大門川橋梁の方がずっと立派ですが、深いブッシュのなかにあり、一般的ではありません。現在 狙えるアングルを開発中ですが難しいです。大門川は、大門沢となって八ヶ岳主峰の赤岳直下に続いています。ちなみに、若かりし頃、不覚にも大門沢奥壁で宙吊りになってしまったことがありました。

こうやって、失われてしまったかつてのお立ち台を、別アングルで再開発している こあらま であります。


前回の記事の補足です
いすみ鉄道の鳥塚さんのブログに タラコへの塗り替えの記事を見付けました。いすみ鉄道のキハ52をツートンからタラコにした訳が書いてあります。
鳥塚さんの分析では、50歳を境に、50歳以上はツートン派、50歳以下はタラコ派が主流ということです。次世代のファンのために、敢えてタラコにしたとあります。経営者ですから、経費のことも気になりますしね。つまり、現役蒸気の世代は間違えなくツートン派。ということで小生は、こてこてのオヤジ派ということです。そもそも、国鉄の経費削減のために生まれたタラコですが、次の世代の方々には標準色なんですね。若い人達のために我慢しましょう。
JR内でも、きっと、どっちだ議論があったんでしょうね。

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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/03/10(火) 22:28:31|
  2. 小海線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

新アングル

ヨコがダメならタテですか。

此の場所のヨコは撮れたはずなのに撮らなかった後悔と共にあります。
近場と思っていた小海線はいつでも行けると油断があったんですよね。
威厳の様なものを感じたこの鉄橋も、道路が出来たせいか、結構俗っぽい場所だなあと意外でもあります。

バックの南アもきれいですね。ひときわ高いのが北岳ですか。

小海線、これからチャレンジしてみたい気もしています。
こあらまさんの発掘するアングルに刺激を頂きます。
  1. 2015/03/12(木) 21:43:40 |
  2. URL |
  3. 風太郎 #ORZvdv76
  4. [ 編集 ]

避暑地

風太郎さまがおっしゃるように、この辺りは国道がよくなってから、かなり俗っぽい場所になってしまいました。JR最高地点周辺にはホテルも建ち観光地になっています。キハ52の画の頃は、大型車のすれ違いがやっとの砂利道が残る道でしたから、隔世の感です。

とは言え、地元は困っていますが、観光客で賑わうのは夏場だけの避暑地で、それも野辺山までですから、あとは静かなローカル線です。昔ながらの駅舎は数えるほどになりましたが、少しは残っています。

小海線は小海線で、深く撮り続けようと思っていますが、欲を言えば遠征を増やしたいです。やはり、知らない駅に降り立つのは、何物にも代えがたいものがありますからね。

バックの尖がった山は、富士に次ぐ高峰の北岳です。
  1. 2015/03/13(金) 16:43:22 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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