駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

小海線にあのキハが蘇る?

当時 超一級のお立ち台だった小海線境川橋梁に、懐かしの国鉄色が映える。
決して地味ではないが、派手さも感じない不思議な色だ。今年、この色が蘇るという。

Z00105.jpg
1970年8月 小海線 清里-野辺山  ネガカラーなのでこれが精一杯です。

この境川はその名の通り、甲斐山梨県と信濃長野県の国境界であり県境です。この八ヶ岳南麓の市町村は、水利権の関係で、八ヶ岳の稜線に向かって長細くなっています。この県境も県界尾根上を主峰赤岳の山頂まで続いています。
現在 このお立ち台は消滅しています。線路のすぐ向うに国道141号線が付け替えられています。旧道となった今も道路は整備されていますが、この立ち位置からは、木立の成長で冬期でも殆ど視界はありません。


重要なお知らせ

先般の記事にも書きましたが、今年は小海線全通80周年記念の年です。
JR東日本長野支社は、 面白い企画を用意しました。キハ110系のタラコ色とキハ58風国鉄色を登場させます。タラコ色はキハ110の単車、キハ58色は2両固定編成のキハ111/112と思われます。できれば、画のキハ10/20系のオリジナルの配色にしてほしかったです。やはり、これがローカル線の基本ですよね。
いすみ鉄道の鳥塚さんの影響でしょうか? JRなんですから、モドキじゃなくて、本物のDMH17と言ってほしいところですが、キハ52はみんな東南アジアに売り飛ばされ、動態保存もありませんから、鳥塚さんにお借りするしかありませんね。

ゴールデンウィークからの「八ヶ岳高原列車」にでも使用されれば、撮り放題です。大カーブ辺りは賑わうかもしれませんね。沿線の田畑への無謀な立ち入りが心配です。ただでも、鹿と猪に散々悩まされていますから、「撮り鉄」まで入ってきたら、お百姓さんは切れまっせ。地元からクレームがつけば、C56の復活話の時と同様に、この企画もウヤになるやもしれません。

現物を見てみないと何とも言えませんが、国鉄色ですから楽しみです。ゲットし次第ご報告致します。
80周年の記念日が11月29日ですから、最短でもこの日までは走るものと思われます。まだまだ、イベントやグッツが登場してくると思われますので、要注意です。昨年の八高線をパワーアップして、DD16の旧客列車でも走らせてくれれば嬉しいですね。C56なんて我儘は言いませんから。
ガイドのご用命は、「こあらま」まで。(笑)

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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/03/09(月) 02:15:46|
  2. 小海線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<境川橋梁の南アルプス | ホーム | 抜海巡礼 第4話 モノクロームの回想>>

コメント

懐かしい!

こあらまさん、こんばんは。

何度も狙いながら、なかなか八ヶ岳が姿をみせてくれず、悔しい思いをした、このお立ち台。
一回ぐらいは、こんな八ヶ岳をバックに撮影したかったなあ。

それにしても国鉄色のキハは、風景にとけこんで、いいですね。
これがタラコ色では幻滅ですし、いまの色もいまひとつはえませんね。
やっぱりローカル線のキハは、この色あいが一番だと思います。

そんな色のキハが走るとなれば、沿線はたいへんな騒ぎでしょう。
大カーブは、ある程度のスペースはあるとしても、川俣川の橋梁のたもとは、たいへんなことになるでしょうね。紅葉のシーズンならなおさらですね。
むしろ川上のほうが静かかな。
まもなく起きるであろうトワイライトエキスプレスの最終列車などをめぐる大騒ぎも心配ですが、とにかく事故が起きないこと、そして「撮り鉄」の評判がさらに悪くならないことを祈りたいと思います。

ところで先日までの抜海のリポート。とても懐かしく拝見しました。
しかし、駅が無人化され、住居がさらに少なくなっていることに、寂しさを覚えますね。
都会人は、癒しを求めて北辺の駅に向かうのでしょうが、所詮は気候のよい夏場のシーズン。
あの冬の厳しさを知ったら、癒しなんて、そんな甘い気持ちは吹き飛んでしまいます。
そんな厳しい環境でも、人は必死に生きている! そんなあたり前のことを、蒸気を追いかけるなかで気づかせてもらいました。
蒸気は、10代の少年にとって、よき教師でした。
  1. 2015/03/09(月) 21:36:40 |
  2. URL |
  3. まこべえ #2XsKFzVg
  4. [ 編集 ]

小海線は

おそらくC56復活運行の喧騒で
嫌気がさしたんでしょうね。
ただし、高原野菜も昨今はそこまで高値では
ないようですし、清里もブームが去ったので、
なにか観光目玉を模索しているんでしょうか・・・。
  1. 2015/03/09(月) 21:46:51 |
  2. URL |
  3. マイオ #pcU4xDNY
  4. [ 編集 ]

小生も懐かしいです

まこべえさん、

懐かしんで頂き、嬉しい次第です。勿論このキハは前座として撮りましたが、どう言う訳か、こちらの方が小生も懐かしいです。大変貴重な1枚となりました。このエンジン3基の凸凹2両編成が小海線の標準でした。いい色ですよね。何でこれにしなかったのか不思議です。

まこべえさんの境川橋梁のC56の画は、如何にも高原という感じで、小生はすごく好きです。きっと山が見えなくて、こういう撮り方をしたのが良かったんだろうなと、勝手に想像していました。これも隣の芝生ですね。

撮り鉄には、熱狂的な車両ファンが多いようですから、こういうのを走らせると、どうなるのか恐ろしいです。昔を知っている人は、どこか鼻で笑って、余裕で見てられますが、若い方はそうはいかないのでしょう。北斗星もトワイライトも罵声の中での終焉になるんでしょうね。

そうですか。抜海も見て頂けましたか。中学生や高校生だった頃、こんなところで吹雪かれながら、頑張っていたのは、蒸気屋だけでしょうね。素晴らしい経験です。小生は蒸気全廃後も何回か抜海に行きました。その時の画を続編で予定しています。そのくらい行っているので「巡礼」などというタイトルにしてみました。

小海線に来られることがあったら、声を掛けてくださいね。

  1. 2015/03/10(火) 00:50:27 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

商売上手なJR

マイオさん、

清里などにある旧タイプの観光施設などとは別に、観光路線としての小海線は、結構好調のようです。JRも鉄道ブームに乗って色々なものを繰り出してきます。

数年前から新幹線での観光客誘致の列車を走らせたり、昨年は松本方面からワイドビューも入線しました。観光バスでやってきて、甲斐大泉や清里から野辺山まで乗車し、JR最高地点を体験するツアーもあります。部分開通の記念グッツは全て完売です。鉄道ブーム様様です。

この国鉄色もその延長と思います。国鉄時代と違って、JRも商売に励む時代になったということじゃないでしょうか。一時の臨時列車よりも、この方が長い集客が望めると踏んだのでしょう。JRもしたたかです。
  1. 2015/03/10(火) 00:55:27 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

おはようございます。

高原の原生林の中を行く国鉄色キハ、イイですね~。
この色はどんな風景の中にも違和感なく溶け込む、本当に素晴らしい配色だと思います。今更ながら御写真を拝見して思いました。

小海線で朱色が復活したという話は聞いてましたが、そういう訳だったんですね。車両は違えど、この色が復活するのなら、小海線に再び注目が集まることは間違いなしですね。
ロケーションが良い小海線のことですから、遠景での撮影に適したポイントは豊富ですからね~。
  1. 2015/03/10(火) 06:51:25 |
  2. URL |
  3. 山岡山 #xCEEU8KE
  4. [ 編集 ]

モドキです

山岡山さま、

そうなんです。色だけのモドキなんですよ。中身はキハ110です。

それこそ、現物を見てからのお楽しみですが、多分俯瞰で狙えば色がメインになりますから、何となく国鉄風の画が出来上がるのではと思っていますが、近くで見たら、グロテスクな奴かも知れませんね。(笑)
どうあれ、このボディーカラーが加わると、撮影の幅が広がることは確かです。何処にいても存在感のある色ですから、何かと撮影に有利と思います。

小海線も立派な赤字ローカル線ですから、人には来てもらわないと困りますが、静かな撮影環境が、騒ぎに巻き込まれないか心配です。
撮れましたらアップしますね。暫しお待ちください。
  1. 2015/03/10(火) 22:01:41 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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