駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

夕暮れ時を往く

太平洋に静かに夜の帳が降りてきた
岬の先に海岸を巡る列車のヘッドライトが輝いた

70011467.jpg
2016年11月 八戸線 陸中八木

日本は本当に風光明媚な国だ。北国の北海道から南国の沖縄まで幅広い気候を体感することが出来る。美しい海岸沿いの町があるかと思えば、深山幽谷の山峡の集落もある。冬ともなれば、脊梁山脈の表と裏とでは異なる風貌の土地になる。四季は明瞭で、新緑もあれば紅葉も愛でることが出来る。世界にも、こんな国はそうざらには無い。棲んでいる人間にしてみれば、当たり前のことのように過ごす有り触れた日常だが、実は大変希有なことだ。

ローカル線を旅するということは、そんな美しい日本を巡るということだ。めくるめく移り変わる四季の中に、海線があり山線がある。何時しか、旅と撮影は、どっちが先なのか後なのか分らなくなってしまった。旅と鉄道は切っても切れない仲だ。ローカル線はその土地の風景の一部として溶け込んでいる。旅、鉄道、写真という3つ要素は、何だ蟠りもなく自然に共存しているように思う。もう暫くは、このトライアングルの中での迷走が続きそうだ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/02/08(水) 00:30:00|
  2. 八戸線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

八戸線

こあらまさま

出ましたねぇ。。。
電関人も次の課題かと。
夏のオト休パスでここかなぁ・・・。
種市辺りをベースにと意欲検討中です!
  1. 2017/02/08(水) 17:45:12 |
  2. URL |
  3. 狂電関人 #vqoLnCUQ
  4. [ 編集 ]

トライアングル

鉄道は旅を運び旅は写真をイマジネーションします。
トライアングルは心豊かな人生のエピソードを残すものでもありましょう。
それを持ち得た幸せを噛みしめたいと思います。

暮れなずむ海に旅心が湧きあがりますね。


  1. 2017/02/08(水) 22:03:44 |
  2. URL |
  3. 風太郎 #ORZvdv76
  4. [ 編集 ]

リアスのヨンマル

狂電関人さん、

ここも御多分に漏れず、鮫-久慈間は日中の列車が少ないので、こういう時間帯も貴重です。
陸中八木周辺の作例が多いのですが、まだまだ開発の余地があるように思います。
五能線の厳しい日本海とは違う、太平洋のゆったりとした海原が楽しめる路線です。
山間部もあるのですが、線路に近づく道が見出せず、未開のままです。
そのうち、ここにもピカピカの新車が走るんでしょうね。
  1. 2017/02/08(水) 23:15:23 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

旅と鉄道と写真と

風太郎さん、

鉄道という媒体を通して、旅情や日本の自然や暮らしを写し込んでゆく作業は楽しいものです。
昔も今も、鉄道によって多くの日本に巡り合えましたし、旅情という思いにも向き合えました。
紀行写真を撮るときも、人とその営みは第一のファクターでしたが、鉄道を通して眺める人間模様もまた格別です。
さらに、こうした活動によって得られる色々な出会いや経験は、かけがえのないものです。
このトライアングルに行き着いたことを、大切にしないといけないですね。
  1. 2017/02/08(水) 23:16:57 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

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