駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

SLキューロク館

今日は、急遽予定を変更して、ありもしない マイオさん からのご依頼で、真岡鐡道の真岡駅にある「SLキューロク館」をご紹介します。スナップ写真から構成しましたので、お見苦しい点は、ご容赦ください。

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2014年2月 真岡鐡道 寺内-久下田

1年程前のこの日は、朝から雪の予報。前夜、真岡鐡道のFacebookを見ると、「少しぐらいの雪では止らないので、夜間の問い合わせは・・・云々」とある。それではと出掛けて、送込みを待つが一向に来ない。そこで真岡駅へ行くと「運休」の貼り紙。この情報化時代に間抜けな話だ。小生には、ほんの数センチの雪は「少し」はおろか、無いに等しいのだが、まあ街の人なら画の雪なら結構なものなのかも。
ぶつぶつ言っていてもしょうがないので、渋々と撮影を諦めて「SLキューロク館」を見学することに。

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2014年2月 真岡鐡道 真岡駅 SLキューロク館 以下同じ

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まずは、キューロク君。圧搾空気で動くのだが、コンプレッサーでじわじわ加圧していくので、圧が上がるのに結構時間が掛る。この辺は石炭と一緒。圧搾空気はキャブ内のバルブから必要な部位に送られるようだ。逆転機へのホースがちと不細工だ。罐の熱気や息遣いは感じられないので、幽霊のように動き出す。汽笛を鳴らして、数十メートル進んで、後ずさりで帰って来れればよいのだ。屋外で、乗車有料の車掌車との連結、解放があるのだが、この車掌車「ヨ8000」も展示物の一つだ。この時は団体さんが楽しまれていた。

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次は青のスハフ44。この旧客もキューロクと同じ北海道仕様で、五稜郭の文字が見える。C623ニセコ号の旧客もこの形式だ。 何がいいって、車内に漂う床の油の臭いだ。この臭いを嗅げば、現役蒸気時代に住処にしていた夜行急行の事を思い出すこと間違えなしだ。キューロクとスハフ44は大切に屋内での展示だ。何とスハフ44の車内はダクトで冷暖房付きだ。

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最後は屋外展示。見難いがキハ20が見える。国鉄真岡線時代に走っていたもので、これもかなり懐かしい。スハフ44同様に、国鉄時代の青モケットの座席は郷愁を誘う。タラコ色なのが残念だが、今にも走れそうな感じだ。出来ればDMH17のサウンドを聞きたいものだ。いすみ鉄道にならって、これを動態化してくれると、俄然真岡通いの頻度が増えるのだが。
その他に、部品取り・展示用のDE101014と貨車が数両展示されている。

こちらの関係団体の鉄道の観光資源化への姿勢は、なかなか腹が据わっている。
うまく続けてほしいものだ。

この後、益子焼を見に行ったが、殆ど観光客がいない。「大雪予報」に陶器店の方々は恨み節だ。
この時はこんなもんで済んだが、翌週の大雪では大変な事態になった。山梨は1mを越える積雪に陸の孤島となり、小淵沢では苦し紛れに除雪に使ったELが脱線、小海線も不通となった。


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  1. 2015/02/17(火) 23:39:03|
  2. 真岡鐡道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

リンクいただき

ありがとうございます。

私は刹那の逢瀬となり、エアー運転は
いつの日かのお楽しみ。雪中の実況、
お疲れ様でした。
  1. 2015/02/18(水) 21:22:20 |
  2. URL |
  3. マイオ #pcU4xDNY
  4. [ 編集 ]

撃沈日和

マイオさん、

長くやっていると、撃沈の歴史でもあります。運休にでもならない限り、こういうところをゆっくり見たりはしませんから、まあよしということで。

それにしても、真岡の方々は、我々の好みをよく押さえていますね。キューロクにオハフ44、キハ20ですよ。エアキューロクを見ていると、やっぱり完全復活を願ってしまいます。
  1. 2015/02/19(木) 00:37:53 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

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