駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

山線の秋 目名 峠路

細く頼りない鉄路が、目名峠へと続いている
2番列車が、もう日が傾きだした峠を越えて行く

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2016年10月 函館本線 目名

国道5号線のライブカメラなどを見ると、20日夜の積雪量は目名峠56cm、倶知安峠72cm、稲穂峠40cmと、そこそこの積雪になっているが、路面はきれに除雪され、車は順調に流れている。噴火湾岸の長万部は薄らだが、目名峠から先の小樽、札幌方面は一面の銀世界だ。今頃は、山線のキハも、雪煙を上げ、雪まみれになって健気に走っていることだろう。いよいよ厳冬期に向けて、寒さが厳しくなっていくが、どうも今年は勝手が違うようだ。季節外れと付く寒さと暖かさが交互にやって来る。今週の週間天気予報には、札幌や釧路に雨印が付いている。さて、次にはどんな寒波がやって来るのだろうか。

今春のダイヤ改正で、長万部―蘭越間に7往復あった列車は、4.5往復に大幅削減され、通学特化の限界ダイヤとなってしまった。途中駅の2013年の一日乗降客数は、二股、蕨岱が0人、熱郛、目名が各4人、黒松内でも114人と、全部足してもニセコの256人の半数にも満たない。確かに存続が危ぶまれる厳しい状況だ。一方、道路の方に目を向けると、2009年に黒松内新道なる5.1kmの無料自動車専用道が、国道5号線の一部として、北海道縦貫自動車道から黒松内市街へ開通した。こちらの総費用は全額国費の225億円で、通行量は一日たったの367台(2010年)だが、評価書では対費用効果は問題なしになっている。まったくこの国の交通行政は、利権が蠢く伏魔殿だ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/12/21(水) 00:30:00|
  2. 函館本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ありがとうございました。

こあらまさま

先日は、いろんなお話を伺えて楽しいひと時でした。
また現役蒸機の話やローカル線の話を訊かせてください。さてお写真の話ですが電関人も14年秋に山線を訪れましたが何とか存続し続けて欲しい線ですね!ブログリンク、よろしければさせていただきますね。
  1. 2016/12/21(水) 21:17:35 |
  2. URL |
  3. 狂電関人 #vqoLnCUQ
  4. [ 編集 ]

こちらこそ。

狂電関人さん、ご来訪いただきありがとうございます。

先日はお会いできて大変良かったです。なかなか素晴らしいキャラ揃いで、とても楽しい寄合でした。
お撮りになられた写真と同様に勢いがお在りで、熱いパワーを分けていただきました。
これから先、色々な展開が期待できそうな楽しみな集まりです。今後ともよろしくお願いします。
リンクの件は諒解です。また何処かで一献傾けましょう。

山線とは長い付き合いで、なんだかんだと愛着のある路線ですが、風光明媚な線区であることは間違いないと思います。
先行きどうなってしまうかは分かりませんが、応援して行きたい路線の一つです。
  1. 2016/12/22(木) 02:22:06 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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