駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

冬木立の高原

冬枯れの木立の中を、ゆっくりとキハが高度を上げてゆく
観光客が去ったこの時期こそ、青い空のお薦めのシーズンだ

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2016年12月 小海線

早いもので、今年もあと10日あまりを残すのみとなった。八ヶ岳山麓も冬枯れとなり、観光客の姿もめっきり減って、静かな季節を迎えている。あちこちの家の煙突から、微かに薪の匂いがしてくるのも、冬を感じられていいものだ。葉を落とした林は明るいもので、木漏れ日の中を、乾燥した落ち葉をカサカサと踏み分けて、撮影場所を探すのも楽しいものだ。笹薮の中には、鹿や猪の獣道が縦横に伸びているので、昼間の道を利用させてもらっている。林の中からの小さな抜けを丹念に探すのもよし、俯瞰の大場所を見付けに大胆に尾根や斜面に取り着くのもよし、冬枯れの季節は、新しいアングル探しの大切な季節でもある。

土曜日の朝、小淵沢で新宿発のスーパーあずさ1号、土曜・休日運転の千葉発のあずさ3号が接続する225Dが、観光客を乗せて高原へと登って来た。冬にしてはまずまずのお客さんだ。この地は以前から夏場だけの避暑地と呼ばれてきた。あの手この手で、冬季の集客に努めてきたが、そう甘くはない。あの清里も、今でも夏場と冬場は別世界だ。そうそう、清里と言えば、萌木の村の「ロック」が今年8月8日に全焼してしまった。すぐに仮設キッチンで営業再開したが、12月18日からは清里ピクニックバスから借りた冬季休業中のバス2台が仮店舗になっている。ロック再建への応援に、冬の清里にロック名物のカレーとビールを堪能しに出掛けてみるのは如何だろうか。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/12/19(月) 02:00:00|
  2. 小海線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こあらまさま
四季折々の美しい小海線も、この時期は寂しげですが、
春夏秋の観光客が少ない分?、じっくりと向き合えるかもしれませんね。
最近、乗っていないので、乗りに行きたくなります。
ps 昨日は、本当にありがとうございました。○○丸、期待しています(笑)
また、相互リンクのお願いをしてもよろしいでしょうか?
  1. 2016/12/21(水) 00:14:26 |
  2. URL |
  3. hmd #toirDz0o
  4. [ 編集 ]

冬の旅

hmdさん、ご来訪いただきありがとうございます。

冬のきりっとした澄んだ空気感と静けさは、他の季節にはない素晴らしさです。
車窓からの眺めも明るく開けますから、寒さが苦手でないなら一番のお奨めシーズンです。
間近に雪山を望めるだけでも非日常的だと思いますが、観光客はまだまだ少ないです。
佐久側の沿線集落には、甲州往還時代の名残の街並や旧跡が各所にあります。
皆さんにあまり知られていない、鄙びた風情の小海線紀行が書けるかもしれませんよ。
早く○○丸の現地調査もしないといけませんね。
リンクの件諒解です。今後ともよろしくお願いします。
  1. 2016/12/21(水) 10:31:37 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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