駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

春色只見線 その16 会津中川の昼下がり

田圃を守るように会津の民家がきれいに連なっている
日当たりが一番良い所に田圃を作るのが瑞穂の国の習わしだ

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2016年5月 只見線

この日は、5月だというのに気温が30℃を超えて真夏日となった。梅雨入り前に晴天が続くと、夏のようになることはよくあることだが、さすがに体に堪える。このシリーズの「その2 会津中川の朝」では、清々しい朝の冷たさがあったが、この日の昼下がりは蒸し暑い夏の風景となった。数日の間に殆どの田には水が張られ集落を映している。当然現れた蒸気は見事なまでにスカだ。新緑号通過時には、運よく国道には車はなかったが、この直後から追っ掛けの車が次々と押し寄せてきた。傍目でみていても、殺気のようなものを感じる走りだ。我が家のオンボロ車で、この車列には付いていくのは危険だ。小生はと言えば、暑さのため戦意を喪失し、すごすごと反対方向の六十里越に向けて帰路に着いた。


お知らせ
大木茂さんの「ちょっとセンチメンタルな旅」に川越線がアップされました。西武線沿線の練馬区で生まれ育った小生としても、八高線と川越線は馴染み深い路線です。蒸気撮影を始めた当初は小学生だったので、西武線一本で行ける両線は有り難い存在でした。当時、八高線と接続する東飯能まで、片道小児65円だったと思います。ただ、子供にとって千円が大金だった時代、1回130円の電車賃も決して安くはありませんでした。その時代には、2線とも武蔵野の長閑なローカル線だったのですが、今はご存知の通りです。川越線は、東海道本線と東北本線を東京を迂回して繋ぐバイパスとして、軍需目的で敷設された路線で、歴史は浅く1940年の開業です。ですから、昔は余計にローカル色が強かったのかもしれません。その後も縁あって最近まで、埼京線の延伸に合わせるかのように、新宿から恵比寿、そして大崎の職場へと埼京線で通勤していました。帰りに通勤快速川越行きに乗ると、自ずと日進、指扇、南古谷といった駅名が浮かんできす。そんな川越線の変貌がしっかりと確認できるのが今回の今昔物語です。大宮の多彩なキューロクも登場しますので、キューロクファンも必見です。


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  1. 2016/07/25(月) 00:30:00|
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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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