駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

春色只見線 その4 破間川残照

山菜王国に春が来たが、山峡の小駅はどこまでも静かだ
雪代の破間川を渡り、最終列車が只見へと向かう

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2016年5月 只見線

この破間川の水量が最も多くなるのは、雪代が入る春先だ。この冬は積雪が少なく残雪が消えるのも早く、既に水量が落ち着いて来ている。それに連れて雪代独特の濁りも消え、透明度も増してくる。夕日が破間川の水面を染めるころ、最終の只見行きが17時57分に大白川を発つ。隣駅だった小出側の柿ノ木も、只見側の田子倉も廃止されてしまい、危機感漂う大白川だが、この駅も乗車人員は片手で間に合う数だ。大白川の集落は、破間川の上流にあり、駅から離れているため、駅周辺には民家は少なく、何時廃駅になってもおかしくない秘境駅の佇まいだ。この列車の20キロ先の終着の只見到着は30分後の18時27分。時速40キロの旅だ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/07/01(金) 00:30:00|
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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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