駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

千曲川雪景色

千曲川がつくった急峻なV字谷が雪化粧した
聞こえてくるのは風の音だけ、ひたすらトンネルを見つめて列車を待った

70006915.jpg
2016年1月 小海線

このところ気温の上がり下がりが激しい。厳しい寒波が居座ったかと思ったら、今週末は4月並の陽気になるというから忙しい。小海線沿線のこの冬の本格的な積雪は、今のところ先月17日の晩の1回だけだ。そろそろ、南面の雪が消えてきたので、今回の雪景色は、一旦終わりになりそうだ。日本海側の積雪は確実に減っているが、太平洋側は南岸低気圧の大雪が降りやすくなるという。一昨年の記録的な大雪は調度今頃だった。まだまだ気は抜けない。

膝くらいの積雪をかき分けて、この抜け場所に辿り着いたが、途中に人の踏跡は一切なかった。あるのは動物たちの足跡だけだ。どうやら、雪が降ったと喜んで歩き廻っているのは小生ぐらいらしい。気温が低いので、雪面が凍ることもなく、新雪のアスピリンスノーのままで、ワカンが利かない。長い距離ではないので、鈍った身には、このくらいの力任せのラッセルは調度いい運動だ。

現役蒸気を撮っていた頃は、大した備えもなく積雪期の北海道に向かっていた。今考えると無謀というほかなかったが、若さに任せて何とか乗り切って来た。ただ、今はもうそうはいかない。悲しいかな、体力の減退は装備で補うほかない。加齢で血行が落ちているので、防水、防寒には注意したい。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/02/12(金) 00:20:09|
  2. 小海線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

例の場所ですね

「初詣」はビックリしました。地図を調べると、ここかな?と思うところがありましたが、簡単には行けそうにない所です。
前回は藪漕ぎ、今回はフカフカ新雪のラッセルですか。

40年以上前の冬の北海道、今考えると随分と無茶をしたものです。と言うよりもそれしかなかったので乗り切ったのでしょう。
ダウンもゴアテックスもなく、今と比べると本当に貧相な装備でしたが、若さと情熱で乗り切ったのでしょう。
還暦をとうに越えた今、優秀な装備に守られて、装備の中身は大分へたっていますが、−30℃でも平気ですものね。
よい時代になったものです。

引きのカット、八ヶ岳が入ったカットも、またの機会に見せて下さい。


  1. 2016/02/12(金) 22:51:59 |
  2. URL |
  3. 大矢真吉 #-
  4. [ 編集 ]

旅はまだ終わらない

大矢真吉さま、

ここの作例を偶に見かけるのですが、確たる道がありませんから、行き方が説明されているものを見たことがありません。
私も最初はルートが分らなくて、回り道の藪漕ぎを重ねましたが、行き方を覚えてしまえば意外とお手軽な場所です。
こんな山中にも、谷筋に細い道が伸び、田畑が在ったりしますが、年々荒廃が続いています。寂しい次第です。

今は山村風景や自然観察的な目的もあり、それなりの装備をするようにしましたので、おっしゃるように案外快適です。
山岳写真や渓流釣りに使う装束や道具も役に立っています。禁漁期にイワナ・ヤマメの密漁者と間違えられたこともあります。
いやはや、現役蒸気の頃は本当に怖いもの知らずでした。五体満足なのが不思議なくらいです。
今考えれば、古き良き時代の笑い話みたいなことばかりですが、当時は至って真剣そのもの、一所懸命でした。

体力も落ち、人生を振り返れば、あの時こうしていればとか思う事ばかりで、後悔は尽きないものです。
ただ、今変えられるのは明日だけですから、「旅はまだ終わらない」という気持ちだけは、何時までも持ち続けたいものです。

コメントありがとうございます。
  1. 2016/02/13(土) 10:28:43 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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