駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

江ノ電師走点描4 極楽寺

鎌倉特有のヤツに立つ木造駅舎は何故か懐かしい
あの日のドラマで見た姿は、今も変わらない

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2015年12月 江ノ電

駅名は、駅の裏手に山門がある極楽寺に因り、鎌倉七口の一つである極楽寺坂切通の入り口にある。この切通を江ノ電は、極楽洞と呼ばれる極楽寺トンネルで抜けており、観光客も交えた江ノ電の撮影スポットにもなっている。極楽寺切通には、参道から紫陽花越しに由比ガ浜を望める成就院と、「南無虚空蔵菩薩」の幟が目印の虚空蔵堂がある。虚空蔵菩薩は全ての願いを叶えてくれるという仏さんだ。写真の幟ではご利益は薄いだろうが、時節柄、受験生やその親御さんなどは、何かの足しにお願いしてみては如何だろう。

切通の入り口だけあって、鎌倉の特徴的な谷(ヤツ)の地形が味わえる駅だ。湘南の海辺の景色とはまた違う趣がある。駅舎は私鉄らしい木造駅舎で、地域に馴染んでいる。この駅舎をご覧になって「俺たちの朝」の3人組と、松崎しげるの主題歌が思い浮かぶようなら、小生と同様にそこそこの年代だ。このドラマが江ノ電復活のきっかけとなったというから、今はアニメ、昔はドラマ様様という事なのだろう。
おまけに、この駅の名前が「極楽寺」ではなく「極楽」だったら、さぞかし切符の売り上げが上がっただろうに。

極楽寺車庫横の踏切で、通過列車を狙っていると、ふと寄り添う二人の姿が目に飛び込んできた。視力は悪い方だが、列車の車内風景を撮り続けていると、単純視力ではなく、感覚的に車内の様子が見えてくるから不思議だ。お二人さん、末永くお幸せに。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/01/17(日) 00:36:57|
  2. 江ノ島電鉄
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こあらまさん

俺たちの朝に反応して、勝手にコラボしちゃいました!
  1. 2016/01/17(日) 15:31:38 |
  2. URL |
  3. AE86 #OfPflhKg
  4. [ 編集 ]

ちょうど蒸気全廃の頃だった

AE86さん、またまた、予期せぬコラボありがとうございます。
豆ちゃん、「俺たちの朝」なら、極楽寺が先でしょう。

現役蒸気全廃から40年という感傷的な節目を迎えたばかりですが、
中村雅俊の「俺たちの旅」とか勝野洋の「俺たちの朝」は、調度その頃一世風靡したドラマでした。
ちょっとシュールな萩原健一と水谷豊の「傷だらけの天使」なんていうのもありました。

あの時代は、今よりずっと自由で、奔放で、楽天的で、おまけにハチャメチャな時代でした。無鉄砲者ばかりで面白かったですね。
今は、使い慣れない敬語を使い、心にもない美辞麗句を並べ立てる若者ばかりです。お利口さんばかりで面白くなさそうですね。
蒸気の火が消えるのは時代の趨勢ですが、若者の火が消えてしまうは考えもんです。何とかしないといけませんね。

おっと。夜の鎌倉高校前は、最終回の予定ですから、先回りをしないでくださいまし。(笑)
  1. 2016/01/18(月) 01:20:41 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

個人的には、江ノ電の原点は「おれは男だ!」なので、鎌倉高校前を先に持ってきたんです。次が井の頭線の「俺たちの旅」って感じです。
すいませんね、突然のコラボに丁寧にコメントいただいちゃって(汗)。
  1. 2016/01/18(月) 21:02:57 |
  2. URL |
  3. AE86 #OfPflhKg
  4. [ 編集 ]

さらば涙と言おう

AE86さん、それは失礼しました。

確か青葉高校の舞台は藤沢の高校だったような。「吉川くん。」というのは、さらに時代が遡りますね。
あの頃、函館本線のシロクニや伯備線の3重連、肥薩線山線の煙が消えました。
千葉県知事を見ると、剣道着でバトン部の吉川君を甲高い声で呼ぶのが思い出されます。(笑)
知事職も長続きしてますから、何とも不思議な方です。「さらば涙と言おう」というのも、結構流行りましたね。
  1. 2016/01/18(月) 21:57:23 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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