駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

千曲川晩秋

この辺りは紅葉のきれいなところだが、冬の訪れも早い
冬枯れとなった橋梁にハイブリッド車が現れた 空と水とボディの青が美しい

70006571.jpg
2015年11月 小海線

ここの地元の方から紅葉のきれいな場所があるから、季節になったら写真を撮りに行けと勧められたことがある。集落の紅葉の名所だという。千曲川の右岸に流れ込む小渓なのだが、集落からは道も無ければ、橋もない。千曲川の河原を歩いたり、渡渉したりして行くという。

上流部とは言え、日本一の大河の源なので、何時もはそれなりの水量がある。ところが、秋の一時、流量が極端に少なくなる時期がある。この時に弁当をもって紅葉狩りに行っているようだ。小生も出掛けてみたが、今年の紅葉はご存じの通りだ。確かに周囲から隔絶された秘伝の場所だった。やはり、地元の方とのコミュニケーションは大切にしなければならない。

折からの季節風に流されて、絹雲が姿を変えながら、足早に通り過ぎてゆく。水量が少なくなった千曲川の橋梁で、「通過時にどうか美しい絹の雲をお願いします。」と天に祈りながら、ハイブリッド車の通過を待った。写真の神様は少しだけお慈悲をくれたようだ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/12/16(水) 00:20:49|
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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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