駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

秋色只見線 第6話 大志好日

川口発車の汽笛とブラストが渓谷に響く
現役時代を彷彿とさせる旧客蒸気を眺められる至福の時だ

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2015年10月 只見線 会津川口-会津中川

あの忌まわしい水害の後、しばらくは只見川の水位が下げられていたが、今は元に戻った。主だった被害の復旧が終わったということだろうか。この地域を象徴する美しい水辺の集落が、再び見られるようになったことは喜ばしいことだが、激しさを増す気象の前には、壊れやすい風景になってしまったのかもしれない。

だが、この水辺の風景は電源開発によって造られた人工の風景ともいえる。もし、川を堰き止めるダムが全てなかったら、この地の風景はどのようなものだったのだろうか。小生が1970年代初めに川口駅を訪れた時には、すでに水辺の駅だった。そもそも、只見線の川口-只見間は田子倉ダム建設のための電源開発の専用鉄道が前身だ。やはり、この地は電源開発抜きには語れない地域柄ということだ。

今年のSL只見紅葉号は客車も見逃せない。画の編成は、C11+オハ二36+オハ47+スハフ32となっている。半荷物車のオハ二36と小窓のスハフ32が目を引く。もう、こうなると現役時代を彷彿とさせるものだ。今風の洒落た客車でないところが、風景と並んで只見線のC11の魅力だろう。
ちなみに、キハの3両編成の最後尾のラッピング車両は、あまりお目にかかりたくないが、只見町に因んだ「ユネスコエコパーク登録記念号」だ。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/11/13(金) 00:31:07|
  2. 只見線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

この場所

林道沿いの一番奥から次の抜け場所、
そこの路肩崩落の手前側から撮影された
ようですね。集落はよく入るのですが、線路向かいの
お墓をどうしようか、と考えて私は奥の側から
撮影しました。

以前に現役時代の川口発車をアップしましたが、
http://myoldsteamers.blog.fc2.com/blog-entry-959.html
確かにすでに満々と水を湛えています。
このころには、もうダム群が完成していたんですね。
  1. 2015/11/13(金) 22:01:25 |
  2. URL |
  3. マイオ #pcU4xDNY
  4. [ 編集 ]

結構古いダム湖

マイオさん、コメントありがとうございます。

この画は、集落から最初の抜け場所です。白煙を期待していましたが、ご覧の通りです。
二日目は尻吹峠を予定していましたが、雨模様だったので、がけ崩れ付近から狙いましたが、リベンジならずでした。
タイトルに「好日」とつけたのは、「雨情」もあったからですが、アップするかどうか思案しております。
この場所は、汽車を眺めるのにはいい場所です。遠からず近からずのこの位の距離感が好きです。
私の場合、お墓よりも踏切周辺の車の方が気になります。決まって直前にやって来ますよね。

やっぱり現役画の方が、グッときます。何度拝見しても懐かしい川口です。貨物がいいですね。
私の最初は72年ですが、同じです。川口辺りは上田ダムのダム湖ですが、1954年の竣工で、61年も前の話です。
  1. 2015/11/14(土) 01:03:12 |
  2. URL |
  3. こあらま #bhV1oT4A
  4. [ 編集 ]

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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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