駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

秋色只見線 第4話 集落を繋ぐ

会津の赤屋根の民家が連なる集落を、線路が縫うように繋いでいく
民家の間から垣間見るC11は、そんな路線にとてもお似合いだ

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2015年10月 只見線 会津水沼

地方色豊かな集落が点在する、大河の山峡を縫って走る路線の代表格は、球磨川の肥薩線、千曲川の飯山線、そしてこの只見川の只見線といったところだろう。現役蒸気時代も今も、どこも素晴らしい撮影地となっている。面白いことにこの3線とも復活蒸気が走っている。風光明媚な路線ということだ。

これらの川沿いでは、多くの場所で、河岸から道路、集落、鉄道の順になっている。線路は集落裏の少し小高くなったところを走っている。表通りは道路で、裏通りが鉄道だ。そんな場所で、線路際での秋色の民家撮りのプチポイントを探すが、思った以上に難しい。無煙の蒸気を想定すると尚更だ。

時間が迫り、ちょっとそれらしい場所があったので、カメラを向けてみた。桐の木とススキ、実がぎっしりの柿の木も秋色だ。民家の裏を縫うように抜けていく旧客を引くC11が、長閑な雰囲気を醸し出している。雄大な鉄橋を渡る姿も素晴らしいが、こんな眺めも会津只見線の普段着の光景だ。


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さらに、杉木立の中をいくキハの画を一枚。会津若松口のキハの色は、ラッピングを除けば、この画の東北色だけになってしまったようだ。このボディーカラーが杉の緑とも相性がいいことが判った。何気なく撮った一枚だが、東北色のキハが美しく映えるショットとなった。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2015/11/09(月) 00:44:17|
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こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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