駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

国際的お立ち台

昔は飛び出しの瞬間を固唾をのんで待ったはずだ
今では超徐行のスロー再生のような通過風景だ

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2017年10月 陸羽東線 鳴子

日本列島を南下した紅葉前線も鹿児島に達し、そろそろ2017年の紅葉シーズンも終わりが近づいた。鉄道写真界にも紅葉の名所は多いが、ここ陸羽東線の鳴子峡はやはりその筆頭格だろう。シーズン中は紅葉狩りの観光客が殺到する名勝で、酷い渋滞まで起きると聞けば、長らく近寄りがたい場所だった。昔、陸羽東線にC58が走っていた頃に、北海道の行き帰りに何回か鳴子には訪れたことがあるが、鳴子峡にまでは足を延ばせなかった。雑誌に四季折々の美しい作例が載っていたので、一目見ておきたいのは山々だったが、徒歩では行きづらい場所だったので、結局行けず仕舞いだった。何より、地味なC58の寄り道路線だったので、なかなか力が入らなかったのかもしれない。

今秋、どんなもんかと観光客が少ないはずの朝の時間帯に、現場の国道橋上に行ってみた。折からの雨で観光客は僅かで、これなら楽勝かと思ったが、そう甘くはなかった。列車の通過時間が近づくと100人くらいの集団がやってきた。後から話をお聞きして、台湾からの撮り鉄ツアーの面々だと分かった。東北の紅葉と温泉がお目当てとのことだ。老若男女様々で、高級一眼の方、コンデジ、スマホ撮りという方も。ご家族での参加で幼子までいる。問題は人と人との距離感だ。肩を並べて若く美しいお姉さまがおられたのはさておいて、欧米人なら気が狂いそうな密着戦と相成った。まさか台湾の撮り鉄集団と団子になっての撮影になるとは、さすがにそこまでは予想できなかった。


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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/12/05(火) 00:00:00|
  2. 陸羽東線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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