旧国鉄伊田線の複線は今も健在だ
へいちくキャラクターのちくまるが往く

2017年4月 平成筑豊鉄道 伊田線 中泉
ちくまるの好物は、おにぎり、コッペパン、みかんだそうだ。夢は運転士になることだとか。
★只今、予約更新で「春・花の季節」をお送りしています。
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- 2018/04/07(土) 00:00:00|
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鉄道は多くの設備を抱える業態だ
日々運行を陰で支える人々がいる


2017年4月 平成筑豊鉄道 市場
平成筑豊鉄道は、JRから引き継いだ施設と設備を、そっくり使い続けている。その殆どは国鉄時代のものだ。キューロクの石炭列車が直ぐにでも現れそうな眺めだが、やって来るのは単行のちくまる君だ。旧国鉄伊田線のこの区間は、筑豊最大の田川の石炭を直方に昼夜ピストン輸送するための、国鉄時代の複線がそのまま残されている。そのお蔭で、平成筑豊鉄道の上下30分毎というダイヤ編成が可能になっている。旅客列車は、国鉄時代を大きく凌ぐ本数を運行し、積極的な経営が行われてきた。開業当初は黒字経営を誇り、第三セクターの優等生だったが、その後は旅客の減少と貨物の廃止で下降が続く。路線が長いだけに行く末が案じられる。
偶々この踏切を通りかかると、踏切警告灯の交換作業が行われていた。この設備も国鉄時代のものだそうだ。電球式の警告灯をLEDの全方向型に交換するという。電球は寿命が短く、交換作業が手間で、LED化の投資は欠かせないようだ。道路の交通信号機も同様だ。お二人で作業されていたが、写真の方と、もう一人年配の方がおられた。どうやら、年配の方は国鉄OBで、技術の伝承をされているようだ。第三セクターも、保守管理に長けた経験者がいなければ運行はできない。国鉄がJRに移行して、今年でちょうど30年となったが、こうやって今でも国鉄のノウハウは必要とされている。それなら、国鉄でいいじゃないかと思うのだが、それは言うまい。

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- 2017/07/24(月) 00:30:00|
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