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駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

東北の秋色 晩秋の苅田

稲刈りも終わり冬を待つばかりだ
これから雪を呼ぶ時雨が多くなる

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2018年10月 花輪線 柴平

冬が近いことを思わせる空模様だ。稲刈りが終れば、東からの季節風が強まり、ある日雪を連れて来る。

★只今、自動更新で「東北の秋色」をお送りしています。


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  1. 2020/11/10(火) 00:00:00|
  2. 花輪線
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東北の秋色 冬の気配Ⅱ

秋色の高原に冬の寒さが忍び寄る
ある日白い季節の雪が舞い降りる

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2016年11月 花輪線 赤坂田

寒気が入り、高い峠は何処も雪化粧した。ちらほら白いものが残る秋色の峠道を竜ヶ森へと登って行く。

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  1. 2020/11/04(水) 00:00:00|
  2. 花輪線
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APPIという名のスキー場

前森山の山肌にスキーゲレンデが並ぶ
多くの札束が飛び交った金欲に満ちた山だ

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2016年11月 花輪線 北森

山頂が朝日に照らされるのは、標高1305mの前森山だ。安比高原スキー場のメインゲレンデのある山になる。この場所からは、何といっても岩手山が望める。風太郎さんが『秋光清冽 花輪線』という連載を上梓されているが、その中にも岩手山が度々登場する。岩手山でコラボしつつ、こあらまはもう一つの山である前森山を話題にしてみたい。

かつての龍が森駅のそばには龍が森スキー場があった。安比高原スキー場はその反対側の前森山に開かれ、山麓一帯は安比高原としてリゾート化された。そもそも開発される前の安比は、林野庁が所轄する国有林で、人は全く住んでいなかった。1970年代後半には多くのデベロッパーが安比に群がった。勢力が強かったのは丸紅だったが、ロッキード事件でその地位を失った。代わって主導権を握ったのはリクルートの創業者である江副浩正だった。開発に心血を注ぎこんだが、行政関係者に金までも注ぎ込んでしまった。1988年にはリクルート事件が発覚し、リクルートコスモス株の譲渡問題等も世間を騒がせたが、安比高原の主導権はリクルートが握ったままだった。

1980年代のバブル景気、スキーブームの頃には、マイカーに『APPI』のステッカーを貼るのが流行るほど、若者の間で安比は目立ったが、1990年代にはスキーブームは去っていった。安比高原スキー場もリフトの減少が始まり、それ以降、スノーボードの広がりはあったものの縮小の一途だ。2003年には負債清算のため、リクルートは安比高原の経営から手を引いた。譲渡された加藤観光も、写真の2016年には、持株会社のアジアゲートホールディングスに全株式を売却した。

国民の財産だったはずの安比の国有林3500ヘクタールは、ロッキード事件、リクルート事件の首謀者たちの手によって開発されたが、結局は一時のブームのためだけのものだった。終わってみれば、海外投資家の手中に収まっていた。日本のリゾート開発の多くは、高度成長期の終焉とともに頓挫した。特に、官主導のプロジェクトは悲惨な結末を招いている。「金儲け」は自由経済においては必要悪だ。しかし、国土が金儲けの玩具にされるのは避けなければならない。今、日本の国土はじわりじわりと海外に流失している。気が付いてみれば、国はあるが国土のない国になっているかもしれない。


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同場所からの岩手山


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  1. 2019/12/19(木) 00:00:00|
  2. 花輪線
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平館 晩秋

急に冬の寒さがやって来た
キハの排気が白く立ち昇る

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2016年11月 花輪線 平館

冬はある日突然やってくる。まだ紅葉が続く平館の晩秋の朝、凍えた空気にキハの排気が白くなって立ち昇る。その前日、強い寒気が入り、山では雪になった。八戸線を撮り終えて花輪線に向かう道中にある紅葉の平庭高原は、すっかり白くなっていた。念のため四駆にして積雪の峠を越えて来た。氷点下5℃くらいまで下がっただろうか。平館の冷え込んだ夜がようやく明けて、朝日が心地良い。なかなか先行き厳しい花輪線だが、この辺りの朝の上り列車は通学生徒で一杯だ。何本かの長い編成のキハ110が続けて過ぎて往く。平館でも多くの生徒たちが、列車通学の途に就いた。周囲の山々は、雪を頂き寒々しい姿に衣替えした。通学列車がひと段落した後に向かった、今は安比高原と名を変えた龍ヶ森もやはり白銀の世界だった。


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  1. 2019/12/15(日) 00:00:00|
  2. 花輪線
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龍ヶ森銀座

龍ヶ森の駅名も駅前のスキー場もなくなっていた
あの賑わいが嘘のように静かな無人駅の佇まいだ

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2016年11月 花輪線 安比高原

ハチロクが喘いだあの「龍ヶ森」は何時しか「安比高原」に。龍ヶ森銀座の記憶は遠退くばかりだ。

★只今、予約更新で写真を主とした「東北の秋」をお送りしています。


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  1. 2017/10/30(月) 00:00:00|
  2. 花輪線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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