駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

秋色岩木山

岩木山の山腹が秋色に染まっている
きれいに刈り取られた田んぼが眩しい

80007313.jpg
2016年10月 五能線 鶴泊

この区間の五能線は、日本海岸とは異なる風情だ。田園地帯を軽快に走る姿もまた五能線だ。

★只今、予約更新で写真を主とした「東北の秋」をお送りしています。


スポンサーサイト

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/10/22(日) 00:00:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

くまげら編成

晴天の空色を映す海色と白砂がきれいだ
何とも奇妙な顔つきの列車がやってきた

80007152.jpg
2016年10月 五能線 大間越

これをキハ40と呼ぶのだろうか。頭の赤は編成名の象徴だろうが、こんなクマゲラは見たことがない。

★只今、予約更新で写真を主とした「東北の秋」をお送りしています。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/10/18(水) 00:00:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

冬の気配

風向きが北西に変わり、海の色が変わった
風合瀬を出たキハと海越しに一瞬目が合った

70010897.jpg
2016年10月 五能線 風合瀬

先日、品川のキャノンで猪井貴志氏の写真展「鉄道漁師」を拝見した。ちょうど猪井さんがおられたので色々とお話を伺ったが、まずはそのカッコよさに感心させられる。一時期、あの真島さんと鉄道写真の双璧を成した方だが、共通点はお二人ともカッコいいことだ。真島さんの口癖は「写真は自分を映す鏡だ」だったそうだ。カッコいい鉄道写真を撮るためには、まずは自分がカッコよくなくてはならないということだ。何とも耳の痛い話だ。お茶目な風貌で「ゆる鉄」を編み出した御仁もおられるので、その関係は満更ではなさそうだ。自分でどんな写真が撮れるかは、まずは鏡にでも聞いてみた方がいいかもしれない。

さて、その「鉄道漁師」にインスピレーションを貰って選んだのが今日の一枚だ。誰が名付けたのか「風合瀬」とは旅情をくすぐる地名と駅名だ。単なる連想なので、何の意味合いもない。この「漁師」という言葉の持つイメージは、風景探しに奔走するカメラマンには、違和感なく受け入れられるものだろう。季節の魚を狙って、漁師が小舟で船出する。カメラマンの季節探しの旅にも通ずるところがある。漁の成果の次第は、腕前なのか、運なのか、それとも天候なのか。中には、鉄砲ならぬ長玉を携えて、ひたすら山中を徘徊する、俯瞰症に侵された「鉄道猟師」、はたまた「鉄道マタギ」の方もたくさんおられることだろう。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/08/17(木) 00:30:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

小入川橋梁の朝

小入川沿いの集落に、遅い朝日が当たりだした
厳しい風雪の季節を前にした、穏やかな朝の眺めだ

80007131.jpg
2016年10月 五能線 岩館

真っ先に消えてしまうのではと気掛かりだった五能線だが、喜ばしいことに観光路線として立派に生き延びている。旅サイトでのローカル列車の旅のランキングでは、常に上位を占める定番の観光路線になっている。これも、「リゾートしらかみ」を運行する秋田支社の観光開発の努力の賜物だろう。「五能線の旅」を標榜する多くのツアーが企画され、夏休みなどは切符の入手が難しいというから大した人気のようだ。絶景海岸を往く五能線のイメージは、広く世間に定着したようだ。

ただ、ヨンマルの普通列車に限ると、海岸沿いの撮影の核心部である岩館-鯵ヶ沢間は、やはり第一級のローカル線と云える。朝晩の通学シフトのダイヤでは、おいそれと途中下車は出来そうもない。轟も人気の秘境駅ということだが、余程の風流人でない限り、次の列車までの待ち時間は辛いものになるだろう。五能線と並行する国道101号線が立派になってしまったので、轟も風合瀬も大戸瀬も秘境感が薄れてしまっているが、今風の秘境駅にはちょうどいいのかもしれない。

この小入川橋梁も久しぶりだが、山側に架かる国道橋の袂には、真新しい立派な駐車場が出来ていた。この有名撮影ポイントを訪れるファンのために、秋田県がわざわざ整備したものだ。観光客を意識しているかは定かではないが、大海原と年代物の橋梁を鑑賞するのも悪くはないはずだ。撮り鉄屋も社会的に認知されたのか、それとも路駐防止のためなのかは分らないが、都合の良い環境が整ったことには感謝したい。朝日なら順光になるやもと思ったが、やはり逆光だった。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/02/14(火) 00:30:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

荒れる日

時化る海と列車の遅延は冬の五能線の風物詩だ
岬の向うから定刻に列車が現れることを祈るばかりだ

70010927.jpg
2016年10月 五能線 大戸瀬

前日の夕暮れ時には、穏やかな海に沈む綺麗な夕焼けが眺められ、夕日に輝く列車を見送ったが、海は一夜にして姿を変えてしまった。初冬のこの時期ともなれば、冬型の気圧配置で海が時化るのはこの路線の風物詩だ。五能線にはやはり荒波だと、気合いを入れて望んだが、時々やってくる大降りの雨とカメラを揺らし続ける強風には些か難渋した。この気象では前照灯だけが列車の到来を知らせる唯一の目印だろうから、見逃さないようにその瞬間を待っていたが、幸か不幸かタラコを先頭にして列車はやってきた。鉛色一色の画を想定していたが、微かな紅一点の列車風景となった。

幸いにもこの下り普通列車は定刻に現れたが、その後、ダイヤが大幅に乱れ始めた。あまりの雨と風に駅撮りしようと、ある無人駅のホームをうろついていると、「通過のリゾートしらかみは強風のため一時間以上遅れています。」と放送が入った。その駅にいるのは一人きりだ。普通列車は定刻でも当分来ない。どうも防犯カメラでそこにいる者の目的が分かっていて放送してくれているようだ。このご時世だから見張られているのは覚悟しているが、やはり薄気味悪い。わざわざ教えてくれたのだから文句を言ってはいけない。防犯カメラに挨拶してすごすごと駅を後にした。

国鉄時代にも列車の遅れや運休を知らせる放送が入る無人駅があり、鉄道電話で連絡がとれる駅もあった。特に強風による遅れが多発する五能線では、以前にも無人駅で放送を聞いたことがある。どこのローカル線でも交換設備が次々と撤去され、限られた数少ない駅でしか列車交換が出来ないため、遅れは直ぐに大きくなってしまうので、無人駅で列車を待つ乗客への連絡は怠れない。ただ、防犯カメラが併用され始めたのは、そう昔のことではないだろう。心無い無法者の対策には有効かもしれないが、基本そこにいるのは大切なお客様だ。せめて双方向の連絡手段くらいは用意してもらいたいものだ。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/11/11(金) 00:30:00|
  2. 五能線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

著作権について

拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

なお、拙ブログへのリンクは自由です。

最新記事

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

小海線 (109)
飯山線 (21)
宗谷本線 (16)
天北線 (1)
興浜北線 (2)
深名線 (1)
石北本線 (7)
渚滑線 (2)
湧網線 (1)
相生線 (3)
釧網本線 (3)
根室本線 (2)
池北線 (1)
広尾線 (2)
留萌本線 (8)
札沼線 (1)
函館本線 (40)
室蘭本線 (8)
千歳線 (1)
日高本線 (3)
江差線 (11)
函館市電 (1)
大湊線 (6)
津軽鉄道 (2)
五能線 (5)
八戸線 (5)
花輪線 (2)
三陸鉄道 (2)
釜石線 (8)
秋田内陸縦貫鉄道 (5)
由利高原鉄道 (2)
陸羽西線 (1)
米坂線 (4)
羽越本線 (2)
磐越西線 (2)
日中線 (3)
只見線 (47)
真岡鐡道 (14)
東北本線 (1)
総武本線 (1)
中央東線 (3)
東海道本線 (2)
八高線 (11)
秩父鉄道 (7)
西武池袋線 (1)
西武山口線 (1)
江ノ島電鉄 (10)
箱根登山鉄道 (3)
御殿場線 (2)
岳南電車 (6)
中央西線 (1)
関西本線 (2)
宮津線 (1)
山陰本線 (31)
播但線 (1)
姫新線 (3)
津山線 (1)
芸備線 (6)
木次線 (1)
三江線 (3)
山口線 (5)
日豊本線 (14)
筑豊本線 (9)
日田彦山線 (2)
伊田線 (1)
後藤寺線 (1)
田川線 (2)
唐津線 (3)
松浦線 (3)
佐世保線 (1)
大村線 (1)
長崎本線 (2)
島原鉄道 (1)
久大本線 (4)
豊肥本線 (3)
高森線 (2)
肥薩線 (18)
くま川鉄道 (1)
日南線 (3)
宮之城線 (1)
指宿枕崎線 (2)
写真集・書籍 (4)
鉄道模型 (1)
ご挨拶 (0)
はじめまして (3)
未分類 (0)

写真に写った方々へ

鉄道は人を運び、人に見送られ、人に支えられています。時として人が主役になります。

撮影の際には、なるべくご了解を頂くようにはしておりますが、そうできない場合もあります。写った方々と見る方々が不快に思われないようなものに限っていますが、ご本人やそのご関係者の方で、掲載に不都合がある場合には、メールでご連絡ください。 また、登場する鉄道員の方をご存知でしたら、差し支えがなければご紹介ください。

こあらまへのメール

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ご来場者累計

RSSリンクの表示

QRコード

QR