駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

下北雨情

下北に冬を思わせる冷たい雨が降り頻る
鉛色に煙る海原が秋の終わりを告げる

80007676.jpg
2016年10月 大湊線 有戸

天気が良ければ陸奥湾バックの有名ポイントだが、この日に見えたのは白い波濤だけだった。

★只今、予約更新で写真を主とした「東北の秋」をお送りしています。


スポンサーサイト

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/10/24(火) 00:00:00|
  2. 大湊線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

下北の夏

起伏の少ない丘陵がどこまでも続いている
穏やかな夏の陸奥湾を横目に単行キハが走り抜ける

80005254.jpg
2016年7月 大湊線 吹越

平坦線でカーブも勾配も少なく、駅間距離も長い大湊線の列車は頗る速い。特に有戸-吹越間では駅間13.4kmを12分程で走り抜け、最高速度は85km/hに達する。快速は全線58.4kmを51分で走破し、表定速度は68.7km/hにもなる。ローカル線には似つかわしくない速さだ。短尺のキハ100系でも330PSの機関を積んでおり、キハ20系やキハ40系の時代の走行性能とは比べものにならない。それでも、陸奥湾を望む長いストレートを走り切るには、それなりの時間が掛かる。前照灯を確認してから、テールライトが視界から消えるまで、ファインダー越しに、じっくりと高速キハの走りが観察できる。DMH17エンジンには強い郷愁を覚えるが、これがJR東日本のローカル線の今の姿だ。ただ、早いものでキハ100/110系が登場して27年となった。つまり、キハ20系が絶滅危惧種になってから、既にこれだけの時間が流れたということだ。


80005277.jpg


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/08/15(火) 00:30:00|
  2. 大湊線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

踏切注意

小さな踏切に掲げられた幾つもの「とまれ」の文字
勢いよく「リゾートあすなろ下北」が通過して行く

D700_05155.jpg
2015年5月 大湊線 赤川

ローカル線の小さな踏切で一時停止する車は意外と少ない。同じ路線でも国道などが交わる大きな踏切では行儀よく皆一時停止する。列車の本数には変わりはないのだが、不思議な現象だ。小さな踏切では人目がないというのが理由なのか。近所の小海線の踏切でも、減速することなく軽トラが渡って行くのは日常風景だ。どうせ日に何本かの列車しか来ないのだから、ぶつかる筈がないと思っている。殆どの場合その通りだが、皆無であるはずもなく、ぶつかってしまえば間違えなく大事故だ。

この大湊線の厚生踏切はかなり長い直線路の中程にあり、列車の速度もでている。運転士氏からはこの踏切を横切る車が、かなり遠くから見えているはずだ。直前横断に肝を冷やす度に、注意喚起の「とまれ」の立札が増えていったのだろう。左右確認を懇願するかのように、立派なミラーまで取り付けられたが、事態は一向に改善せず、最終手段の警報機と遮断機が同時に設置されることになったのだろう。大した通行量があるとは思えない小さな踏切には不似合いなフル装備の第1種踏切だ。

踏切は法的には「踏切道」という。いかなる場合も優先権は鉄道側にあり、緊急車両であっても列車の通過を待つ他ない。信号のない踏切での一時停止が義務付けられたのは1960年のことだ。現行法令では、保安設備として最低限警報機が必須だが、施行前のものは対象外のため、結果的に保安設備のない第4種も多く、所謂「勝手踏切」なるものも多数存在する。道路側には「踏切あり」の警戒標識が付くが、昔は蒸気機関車と煙のマークだったが、今は電車や気動車になっている。

さてさて、法的には色々と小うるさいことがあるが、只でも苦しい台所事情のローカル線に、立派な踏切を多数作ることは現実的ではない。事業者側も地域住民の生活路となっている勝手踏切を問題にはしたくないだろう。要は事故を起こさず当局を刺激しないように、そっと使い続けるのが得策だ。今の時代にあっては、警報機と遮断機頼みの形ばかりの一時停止で、左右確認は疎かになりがちだ。せめて警報機の無い第4種では、指差呼称でもして、安全確認を怠らないようにしたいものだ。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/05/01(月) 00:30:00|
  2. 大湊線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

丘陵を往く

何処までも続く丘陵に風が流れる
アップダウンする列車を何時までも見送る

70005092.jpg
2015年5月 大湊線 有戸

下北半島の付け根はなだらかな丘陵地帯だ。町が少なく駅間も長い。列車は緩やかに丘をアップダウンしながら軽快に走り去って行く。

★只今、予約更新で写真を主とした短文記事でお送りしています。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/04/11(火) 00:30:00|
  2. 大湊線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

春の彩

下北にも遅い春がやって来た
菜の花の海を赤いうみねこが往く

70005149.jpg
2015年5月 大湊線 陸奥横浜

ド派手なカラーリングの「うみねこ」は、何時もは苦手な相手だが、この季節だけは一面に広がる艶やかな色彩にはちょうどいい存在だ。

★只今、予約更新で写真を主とした短文記事でお送りしています。


テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/04/05(水) 00:30:00|
  2. 大湊線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

著作権について

拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

なお、拙ブログへのリンクは自由です。

最新記事

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

小海線 (109)
飯山線 (21)
宗谷本線 (16)
天北線 (1)
興浜北線 (2)
深名線 (1)
石北本線 (7)
渚滑線 (2)
湧網線 (1)
相生線 (3)
釧網本線 (3)
根室本線 (2)
池北線 (1)
広尾線 (2)
留萌本線 (8)
札沼線 (1)
函館本線 (40)
室蘭本線 (8)
千歳線 (1)
日高本線 (3)
江差線 (11)
函館市電 (1)
大湊線 (6)
津軽鉄道 (2)
五能線 (5)
八戸線 (5)
花輪線 (2)
三陸鉄道 (2)
釜石線 (8)
秋田内陸縦貫鉄道 (5)
由利高原鉄道 (2)
陸羽西線 (1)
米坂線 (4)
羽越本線 (2)
磐越西線 (2)
日中線 (3)
只見線 (47)
真岡鐡道 (14)
東北本線 (1)
総武本線 (1)
中央東線 (3)
東海道本線 (2)
八高線 (11)
秩父鉄道 (7)
西武池袋線 (1)
西武山口線 (1)
江ノ島電鉄 (10)
箱根登山鉄道 (3)
御殿場線 (2)
岳南電車 (6)
中央西線 (1)
関西本線 (2)
宮津線 (1)
山陰本線 (31)
播但線 (1)
姫新線 (3)
津山線 (1)
芸備線 (6)
木次線 (1)
三江線 (3)
山口線 (5)
日豊本線 (14)
筑豊本線 (9)
日田彦山線 (2)
伊田線 (1)
後藤寺線 (1)
田川線 (2)
唐津線 (3)
松浦線 (3)
佐世保線 (1)
大村線 (1)
長崎本線 (2)
島原鉄道 (1)
久大本線 (4)
豊肥本線 (3)
高森線 (2)
肥薩線 (18)
くま川鉄道 (1)
日南線 (3)
宮之城線 (1)
指宿枕崎線 (2)
写真集・書籍 (4)
鉄道模型 (1)
ご挨拶 (0)
はじめまして (3)
未分類 (0)

写真に写った方々へ

鉄道は人を運び、人に見送られ、人に支えられています。時として人が主役になります。

撮影の際には、なるべくご了解を頂くようにはしておりますが、そうできない場合もあります。写った方々と見る方々が不快に思われないようなものに限っていますが、ご本人やそのご関係者の方で、掲載に不都合がある場合には、メールでご連絡ください。 また、登場する鉄道員の方をご存知でしたら、差し支えがなければご紹介ください。

こあらまへのメール

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ご来場者累計

RSSリンクの表示

QRコード

QR