駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

温泉郷の駅

宮ノ下の駅は、温泉郷の観光客で何時も賑やかだ
赤い可愛い登山列車が入線する度に、大人も子供もみんな大喜びだ

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2015年6月 箱根登山鉄道 宮ノ下  モハ1形のツーショット

ここ宮ノ下は、老舗の富士屋ホテルが有名な宮ノ下温泉郷にある。正月の朝の箱根駅伝で、湯治客が鈴生りになって、1国の沿道で小旗を振って応援する画が、お隣の小涌谷温泉の小涌園とともに毎年放映されている。
さすがは宮ノ下温泉郷の駅、平日だというのに、引っ切り無しに観光客が乗り降りする。駅前には足湯があり、若者たちがはしゃいでいる。駅のホームは満開の紫陽花で飾られ、観光客のスマホのいい被写体になっている。列車が入ってくるとご覧の通りの光景となる。いつも乗っている通勤電車は無機質な鉄の塊にしか見えないらしいが、宮ノ下で見る赤い可愛い登山電車は別物らしい。

箱根登山鉄道にしても江ノ電にしても、観光地と一体となった鉄道は本当に素晴らしい。車中での体験や車窓の風景、駅で列車を待つ時間だって立派な観光だ。この二つの鉄道は、立地的に特別な存在であることは間違えない。ただ、スマホを一斉に向ける観光客の方々を見ていて、このような路線から鉄道の人気が広まり、ローカル線が少しでも延命すれば、などと他愛もないことを考えてしまった。

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これで梅雨の箱根登山鉄道は終わりです。


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  1. 2015/07/22(水) 00:17:02|
  2. 箱根登山鉄道
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紫陽花の頃

やはり紫陽花には梅雨時の小雨が似合う
予報通りに雨となったが、列車の運行を見守る方には、恨めしい雨だろう

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2015年6月 箱根登山鉄道 大平台-宮ノ下

鉄道会社も集客のために、線路端にアジサイを植栽し、夜ともなればスポットライトの演出も怠らない。予約が必要な「夜のあじさい号」も度々ニュースなどで紹介されているが、今年は箱根山の噴火のレベルが6月30日に引き上げられたので、この列車も、シーズンを残して中止になってしまった。

アジサイは数か所で見られるが、大平台のスイッチバック辺りが、カメラマンのメッカだ。周囲をぶらぶらしていると、ある小さな踏切に、鉄道会社の方らしき人が、雨に濡れながら立っていた。話を伺うと、何とカメラマンが電車を止めてしまうことがあるので、見張りをされているという。観光鉄道なので、人がやってこない事には話にならないが、電車を止められても困ってしまうだろう。また、厳しいお沙汰が下る前に、何とかなればいいのだが。どうせ、付け合わせ的な、二番、三番煎じでしかない画なのだから、ムキにならなくてもよさそうなものだが。ただ、それがカメラマン魂なのか。くれぐれも程々に。

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  1. 2015/07/20(月) 00:38:57|
  2. 箱根登山鉄道
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雨のスイッチバック

80‰の急勾配と30Rの急カーブに身をくねらせながら、登山電車が登ってくる
人が上り下りするのも苦しい坂道を、この電車はよく滑り落ちないものだ

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2015年6月 箱根登山鉄道 大平台

小生にとって、近場の小田急電鉄傘下の江ノ電と箱根登山鉄道は、身近な被写体だ。気が向いた時に、ふらっと訪ねられるのがいい。運転本数も江ノ電が12分毎、箱根登山鉄道が12~20分間隔といったところで、上下を問わなければ待ち時間はこの半分だ。時刻表もダイヤグラムもスマホも必要ない。アングルに迷ったら全部撮ってしまえばいい。道草しながらぶらぶら歩き、気になったアングルがあれば撮る。こういう路線では、ガツガツしたって結果はついてこない。三脚も無い方がいい。余裕と好奇心をもって路地に入れば何か見つかるはずだ。ただし、どちらも近頃はカメラマンが多いのが難点だ。

今回から3回、箱根登山鉄道の梅雨の画をご覧に入れたい。登山鉄道と云えば、梅雨時の紫陽花が有名だが、人もまた凄い。最近の箱根山の噴火で、観光客が激減しているということなので、雨予報の平日に出かけてみたが、それでも観光客とカメラマンの多さには驚いてしまった。箱根、恐るべしだ。

初回のテーマはスイッチバック。箱根登山鉄道は、当初125‰のアプト式が検討されたが、結局、粘着式に落ち着いた。その代り、勾配緩和のスイッチバックが3ヶ所に造られることになった。うち二つが連続するのが、ここ大平台だ
日本の粘着式鉄道の最大勾配80‰をご堪能あれ。ちなみに、この登山鉄道は、世界遺産の70‰のベルニナ線を有する、スイスのレーティッシュ鉄道と姉妹関係にある。新型車の「アレグラ号」の名は、レーティッシュ鉄道の新型車両の名前をもらっている。

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  1. 2015/07/18(土) 01:15:35|
  2. 箱根登山鉄道
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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