駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

天空の時間 空に一番近い列車 2017 No.1

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2017年6月


【ご案内】
小海線の2017年版の「天空の時間 空に一番近い列車」をお送りします。今回は連載ではなく、バラバラにアップしていきます。何番まで行くかは撮り終えるまで分かりません。撮影は9月頃までとします。この記事が小海線の100本目となりますので、特にラッキーな一枚を選んでみました。例によって、このシリーズに関しては写真のみの掲載と致します。


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  1. 2017/06/16(金) 00:30:00|
  2. 小海線
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目には青葉

緑が光輝く季節はもうすぐだ
高原を渡る風が心地よい

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2016年6月 小海線

次第に春が短くなってきているような気がする。秋も同様だ。春が来たかと思えば、直ぐに目には青葉の季節がやって来る。

★只今、予約更新で写真を主とした短文記事でお送りしています。


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  1. 2017/04/23(日) 00:30:00|
  2. 小海線
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小海線の天空

今夏小海線に観光用の改造車両がお目見えする
そのコンセプトは、どこかで書いたことのあるフレーズだ

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2016年4月 小海線

今夏のJR東日本の信州ディスティネーションキャンペーンに合わせて、小海線に登場する「のってたのしい列車」の車両愛称が、先月JR東日本 長野支社から発表された。その名は「HIGH RAIL 1375」ということで、1375 はもちろんJR最高地点の標高だ。車両コンセプトには「天空にいちばん近い列車」とある。むむ。これはどこかで書いたことがあるようなフレーズではないか。当ブログにお出でになる方ならピンとくるだろうが、小海線の空をテーマにした「天空の時間 空に一番近い列車」と題するシリーズだ。

「天空に一番近い」をネット検索すると様々な文言がこの後に続く。世間一般に広く使われているフレーズだということだ。そのために、駅舎の灯では頭に「天空の時間」と付けてみた。試に、JRのコンセプトの「天空にいちばん近い列車」で検索すると、天空の時間が一番にヒットする。次に「いちばん」を天空時間の漢字の「一番」にしてみると、JRが先で、駅舎の灯はぐっと後の方に下がる。グーグルでもヤフーでも同じだ。いったい検索エンジンのアルゴリズムはどうなっているのだろうか。

ふと、先日の「北辺の機関車たち」復刊の記事を書いていた時のことを思い出した。出版前に著者の御三方は、廣田尚敬さんのお宅に、あることをお願いに行ったという。当時、廣田さんには「蒸気機関車たち」と題する写真展があり、著書名の一部を「機関車たち」とすることのお許しを乞いに行ったそうだ。もちろん、廣田さんの答えは決まっている。後輩たちを優しく励まされたという。

命名に際してネット検索をするのは今では常識だ。かなり汎用的な表現でもあり、オリジナリティー云々などはさておいて、こちらもそれなりにない知恵を絞っているわけで、同じ道の関係者なら何か一言くらいという思いも湧いてくる。ましてや、当ブログは長野支社の小海線と飯山線をホームグランドにしているので尚更だが、そこは辺境のサイトの悲しいところだろうか。46年前の大学生の律儀さに、清々しさを覚える管理人だった。


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  1. 2017/03/30(木) 00:30:00|
  2. 小海線
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雪の小海線2017 冬を惜しむ

降り頻る雪の中から列車が現れた
寒さに耐えて列車を待つものもう少しだ

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2017年2月 小海線

厳冬期も終わり、いよいよ春に向かって気温が上がりだす頃になった。
日に日に陽の強さが増し、梅や早咲きの桜の便りが聞こえてくるようになった。
寒さから解放される春が待ち遠しくないといえば嘘になるが、ちょっとばかり複雑だ。
草木が眠る冬の間は、静かにゆっくりと写真に専念できる貴重な季節でもある。
もう少しだけ冬に留まっていてほしいと、未練がましく願う今日この頃だ。


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  1. 2017/02/28(火) 00:30:00|
  2. 小海線
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雪の小海線2017 落葉松林を往く

落葉松の林を縫って高原列車が駆け下る
かつてはここに落葉広葉樹の森が広がっていた

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2017年2月 小海線

カラマツは東北南部から中部地方にかけての亜高山帯や高山帯に分布する日本固有種の落葉針葉樹であるが、その自然林は極めて少ないと言われている。多くは、育苗が簡単で成長が早いことから造林に用いられたものだ。ということは、その植林の理由を調べていけば、その土地の生い立ちの一端が垣間見られる。例えば北海道であるが、あたかもその土地の樹種のように思われがちだが、明治期、大正期に多発した山火事によって焼失した森林の造林に使われたのが始まりだ。以前、広尾線幸福の落葉松並木をご紹介したことがあるが、帯広地方の落葉松並木は、風から畑を守るための防風林として植林されたものだ。

さて、小海線の小淵沢から甲斐大泉、清里にかけての八ヶ岳南麓地域についてはどうだろうか。本来の植生は落葉広葉樹の雑木林だったが、第二次大戦終戦の年の1945年4月に、小淵沢から発生した山火事が折からの強風で燃え広がり、一面の焼け野原になったと大泉村史には記載されている。翌年からGHQの号令により、この地域への戦後の入植と開墾が始まったが、目の前に広がる焼け野原と厳しい冬のため入植者は根付かなかった。その対策の一つとして、日銭が稼げる造林事業をマッカーサーが指示した。その植林に使われたのがカラマツだった。かくして、焼け野原となった落葉広葉樹の森は、カラマツの森として再起することとなった。

それから70年。カラマツの木材としての価値は下がり、植林地の多くは放置されている。近年地元の自然保護グループなどにより、自然豊かな元の植生に戻すことが提言されるようになった。巨木が倒れて重大な被害が起きるようにもなり、徐々に伐採がなされるようになった。跡地には決まって広葉樹が植林されている。隣の代々続く地元旧家でも、当時カラマツの苗木生産をしたという。余った苗を植えたものが現在では30mを超えるまでに成長して厄介者になっている。伐採してケヤキとコナラの林に戻すとのことだが、初めから植えなければよかったと嘆いている。再び、人の手によって森がその姿を変えようとしている。何十年か後には、ここは紅葉の名所になっているかもしれない。


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  1. 2017/02/22(水) 00:30:00|
  2. 小海線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

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