駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

ハチロクの日

一世を風靡したハチロクも、数少ないローカル線だけとなった
松浦線は温暖で穏やかな路線で、花輪線とは対照的だった

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1971年7月 松浦線 江迎

昨年、この界隈で「キューロクの日」が制定されましたが、ハチロクが可哀そうですから、こちらもアップしておきましょう。何せ45年も前の天然色ですから、細かいことは言わないでくださいね。8月6日は、広島原爆忌・広島平和記念日ですから、国内で派手な行事が行われることはありませんが、今年は土曜のため花火大会は数多く行われるようです。ちなみに、「ハムの日」なんていうのもあるんですね。そうそう、トヨタ・AE86型のイベントが行われることも。「豆粒汽車ぽっぽ の日」じゃないですか。私は不人気のTE71でしたけどね。キューロクの日が楽しみです。


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  1. 2016/08/06(土) 00:00:00|
  2. 松浦線
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少年とハチロク

ある夏の日の、西九州の小さな漁村の駅での入替作業。
機関車好きの子が、じっとハチロクを眺めていた。

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1971年7月 松浦線 江迎

この駅での貨物の入れ替えは結構な作業となる。真夏の日差しに照らされて、ハチロクが黒煙を棚引かせて、構内を何往復もして、列車を組成していく。

この松浦線江迎駅は、江迎湾に注ぐ江迎川の河口付近にあり、ご覧の通り、冷蔵車で海産物の積み出しがなされていた。現在この駅は、松浦鉄道西九州線の江迎鹿町駅となっている。

構内の隅から望遠レンズで入れ替え作業を眺めていると、小学生と思われる少年がファインダー内に現れた。半ズボンにランニングシャツ、野球帽。この時代の少年の夏の正装だ。何処に行くにもこの格好だった筈だ。近所の子なのだろう。ハチロクが交換作業をするのを知っているのか、枕木の廃材の柵に座って、一人で静かに、ハチロクを眺めていた。

ふと、ファインダーから目を離した隙に、夏の日の陽炎のように、この少年は消えていた。この子は今でも鉄道好きだろうか。


おしらせ 大木茂さんの 「モノクロームの残照」 が更新されました。冩眞帳に「筑豊本線 C55、D60」が掲載されました。「北辺の機関車たち」で見た雪と氷の世界のC55とは違った、炭鉱地帯ならではの世界が広がっています。写真数が多いので、鑑賞には時間に余裕をもって。

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  1. 2015/05/02(土) 00:52:15|
  2. 松浦線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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