駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

雪原の誘い

北辺の地に一本の鉄路がどこまでも伸びている
雪原に棚引く一条の煙が、遠いあの日へと誘う

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1975年3月 渚滑線 下渚滑

まだまだ冬の気分でいたら、4月になってしまった。何故か今年の桜の開花は東京から始まった。そろそろ冬景色は終わりにして、春めいたものに衣替えする時期だ。小海線や飯山線の雪景色をもう少しご用意してあったのだが、来季ということにしよう。この冬最後の雪景色は、「北辺の機関車たち」の復刊の話題もあったことだし、北海道の現役蒸気で締めることにしよう。

ちょうど2年前のことだが、くろくまさんとの1975年3月の渚滑線でのニアミスの記事を掲載した。今回は、その時のもう一つのアングルをお見せしたい。撮影した時は、こちらが本命だったはずだが、今となっては甲乙つけ難い。こちらも、後追い気味だが、ご覧の通りのシチュエーションで、これより前は林の陰で抜けはない。後追い好きならではの立ち位置だったわけだ。

この手の写真は、大きなプリントでディテールまでじっくり見て頂きたいところだが、それが出来ないのがウェブの泣き所だ。これだけ圧縮してしまうと、全体的な印象だけしかお伝えできていないのが残念だ。さて、これで当ブログも次回からは春の装いだ。冬好きとしては少々名残惜しいが、春夏秋があっての冬だ。そういえば、くろくまさんは元気にされているのだろうか。


お知らせ
諸事情により暫く更新が出来ませんので、例によって、次回からは写真メインの短文記事を予約更新でお送りします。少々長くなりそうですが、更新は続きますので、お楽しみいただければ幸いです。


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  1. 2017/04/01(土) 00:30:00|
  2. 渚滑線
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私的「40年前の“出会い”」 渚滑線

40年前、オホーツク海岸の渚滑から、内陸の小さな町滝ノ上にキューロクが通っていた。
渚滑線はこの3年後に貨物が廃止され、10年後には路線そのものが消えてしまった。

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1975年3月 渚滑線 下渚滑-中渚滑

今年は、ぜっきあいずさん(?)から始まった『私的「40年前の"今日“へ」』のコラボ。くろくまさん版を拝見していて、その旅程に小生のものと重複部分があることに気が付きました。この記事です。

その日の小生の記録は、次のとおりです。
3/14 大雪5号→ 遠軽 622D→ 渚滑 723D→ 下渚滑 726D→ 紋別→ 湧網線

40年前の3月14日の朝、大雪5号で遠軽に到着した小生は、名寄線622Dにくろくまさんと同乗して、渚滑線の撮影に行っていたことが判りました。残念ながら、渚滑から渚滑線に入った列車がずれていたため、会話をすることは無かったと思います。もし同じ列車であれば、閑散としたキハ22の単行ですから、40年来の旧友となっていたことでしょう。

小生のこの画と、くろくまさんのこちらの画は、共に3月14日の1791レです。2人は、およそ2kmの距離をおいて、キューロクを挟み撃ちにして撮っています。小生の画の列車の進行方向左奥の丘の上に、くろくまさんがいるはずです。まもなく、このキューロクがくろくまさんの射程に入ります。「40年前・・・」を通して判ったことです。

当時 大勢の同業者が道内を巡回しており、有名なところは何処も人だかりでした。そんな中、渚滑線はマイナーな路線で撮影者も少なかったと思います。きっと、「くろくまさん」も「こあらま」も、誰も来ないような静かな場所で、残り少なくなったキューロクとの時間を過ごしたかったんでしょう。


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1975年3月 渚滑線 下渚滑  乗って来た723Dキハ22が遠ざかって行きます 

くろくまさん、
お待たせしました。あの日の渚滑線1791レのこあらまの画です。列車編成、平行して走る国道、点在する民家と屋敷林、国道向こうの山肌等々、どこをどうみても、下渚滑-中渚滑間の直線を走る同じ列車です。きっと何処で、お互い見かけていたはずです。
この後、また行かれたんですね。今回、初めてきっちり手を入れ、隅々までじっくり眺めましたが、なかなか類を見ないロケーション。再訪が解ります。

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  1. 2015/03/30(月) 01:27:13|
  2. 渚滑線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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