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駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

夕焼小焼

西の空が夕焼小焼に染まった
浮かぶのお寺の鐘か赤とんぼか

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2020年10月 岩徳線 欽明路

さて、夕焼け小焼けと聞けば、貴方ならどちらのメロディーが浮かぶだろうか。「夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る」それとも「夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われて見たのは何時の日か」。何とも紛らわしいが、前者は「夕焼小焼」、後者は「赤とんぼ」という。どちらも日本を代表する童謡になる。こあらま的には圧倒的に後者の「赤とんぼ」の歌詞と旋律が流れてくる。前者の「夕焼小焼」は如何にも童謡といった感じで、子供じみた平易な表現に感じられる。それに比べれば、「赤とんぼ」の歌詞は意味深で、旋律もシューマンのパクリではないかと思われるほど洗練されている。そんなことは単なる個人の戯言で、どうでもいいことだが、ふと頭に浮かんだメロディーが、「夕焼小焼」と「赤とんぼ」のチャンポンだったので、ちょっと整理してみたくなっただけだ。


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  1. 2021/02/14(日) 00:00:00|
  2. 岩徳線
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駅舎の灯 柱野 19時45分

山間の小駅の夜はとても静かだった
キハの往来だけがこの場所の鼓動だ

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2020年10月 岩徳線 柱野

19時45分 上下の列車が同時に柱野に到着する。19時46分 上下の列車が同時に柱野を出発する。何と、交換に要する時間はゼロだ。どちらの列車にレンズを向けるか迷ってしまいそうだが、首尾よく上下の列車の同時到着を捉えることが出来た。左の徳山行きは、家路についた通勤通学客で混んでいる。地方交通線の岩徳線だが、C62が入線する山陽線の一部を成したこともあり、長いホームはその名残だ。現在は、新山口のキハ40とキハ47の普通列車のみが通う路線となっている。

柱野は岩国から三つ目の駅で岩国市内にある。1km程岩国寄りには森が原信号場があり、錦川鉄道清流線が分岐している。市中心部からそれ程離れていないが、一山挟んだ旧師木野村にあるので、市街の喧騒からは隔絶された、周辺に商店も見当たらない山間の静かな駅になる。ダイヤ編成上、交換駅となっているので交換設備が残されているが、CTC化により駅員は配置されていない。この島式ホームへは場内踏切で渡るが、改札口の目前になるため、ヨンマルの鼓動が伝わって来る。


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この夜は、ひっそりとした柱野の駅前で車中泊することにした。翌日は、柱野の早朝をやっつけてから、次の錦川鉄道に転戦する予定だったので、この駅を塒にするのが、夜撮りも出来る最も楽ちんな選択肢だった。酔っぱらわない程度にウィスキーをチビチビやりながら、1時間毎くらいにやって来るヨンマルの時間が迫ると、ごそごそとスタンバイするという、ある種とても贅沢な時間を過ごせた。さすがに、最終列車の23時26分発の上り岩国行きが来る頃には、寝袋の中で夢見心地だった。


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  1. 2020/12/02(水) 00:00:00|
  2. 岩徳線
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プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

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