FC2ブログ

駅舎の灯

旅の始まりにも、終わりにも、そこには何時も駅舎の灯があった。

走れ山田線


この路線は災害との戦いだった
区界の山間を山田線のキハが往く

80015090.jpg
2018年10月 山田線 上米内

山田線は風水害に泣かされてきた。1946年の被災では復旧に8年間を要し、海岸部と内陸部とのメイン輸送ルートの座を、後進の釜石線に明け渡している。そして、2011年の東日本大震災では、海岸部の宮古-釜石間が壊滅的な津波災害を被った。さらに山岳部では、2015年には土砂崩れにより脱線事故が起き、翌2016年には台風による土砂崩れが発生し、あわや廃止かと危惧された。今年3月には、沿岸部が復旧の上、三陸鉄道に移管された。かくして山田線は山田町を通らない路線となってしまった。JRが運行する盛岡-宮古間は、人口密度の低い山岳地帯でその存続が危ぶまれる。区界高原を越える列車本数は既に限界ダイヤだ。悪いことに、並行する国道106号線には「106急行バス」が毎時運行され、山田線に大きな脅威を与えてきた。よくぞ復旧できたものだと感心しつつ、次はないだろうなと勘繰る。そんな邪推を跳ね除けて、走れ山田線。


スポンサーサイト



テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2019/09/14(土) 00:00:00|
  2. 山田線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

こあらま

Author:こあらま
1950年代後半、東京生まれ。少年時代は国鉄現役蒸気を追いかけ、その後は山岳・高山植物・風景・街角等を題材に撮影旅を続けてきました。
2000年代、たまたま小海線のキハにカメラを向けてから俄に鉄道画に復活。ローカル線を中心に、鉄道絡みの画を撮っています。

著作権について

拙ブログに掲載する写真、記事に関する著作権は放棄しておりませんので、無断使用、転載等はお控えください。

なお、拙ブログへのリンクは自由です。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

小海線 (165)
飯山線 (40)
宗谷本線 (37)
天北線 (4)
興浜北線 (2)
名寄本線 (1)
深名線 (2)
石北本線 (13)
渚滑線 (2)
湧網線 (2)
相生線 (4)
釧網本線 (13)
根室本線 (23)
太平洋石炭販売輸送臨港線 (1)
池北線 (1)
士幌線 (1)
広尾線 (3)
富良野線 (7)
留萌本線 (10)
札沼線 (5)
函館本線 (55)
室蘭本線 (14)
千歳線 (1)
石勝線 (1)
夕張線 (3)
夕張鉄道 (1)
日高本線 (4)
江差線 (11)
函館市電 (2)
大湊線 (9)
津軽線 (1)
津軽鉄道 (3)
五能線 (16)
八戸線 (8)
弘南鉄道 (1)
花輪線 (3)
三陸鉄道 (4)
釜石線 (8)
北上線 (9)
男鹿線 (3)
秋田内陸縦貫鉄道 (5)
由利高原鉄道 (2)
石巻線 (3)
仙石線 (1)
陸羽東線 (2)
陸羽西線 (3)
長井線 (2)
米坂線 (8)
羽越本線 (6)
磐越東線 (1)
磐越西線 (4)
日中線 (3)
只見線 (67)
真岡鐡道 (15)
東北本線 (1)
上越本線 (3)
しなの鉄道 (1)
総武本線 (1)
中央東線 (10)
東海道本線 (3)
東海道新幹線 (1)
横須賀線 (2)
八高線 (16)
秩父鉄道 (10)
東京都電車 (5)
西武鉄道 (3)
小田急電鉄 (2)
江ノ島電鉄 (14)
箱根登山鉄道 (4)
御殿場線 (2)
岳南電車 (6)
中央西線 (2)
明知鉄道 (1)
名古屋鉄道 (1)
樽見鉄道 (1)
関西本線 (3)
小浜線 (2)
宮津線 (3)
山陰本線 (37)
播但線 (3)
姫新線 (5)
若桜鉄道 (2)
因美線 (3)
津山線 (2)
芸備線 (10)
木次線 (7)
福塩線 (1)
境線 (1)
一畑電車 (1)
三江線 (6)
山口線 (7)
鹿児島本線 (2)
日豊本線 (21)
筑豊本線 (10)
日田彦山線 (5)
伊田線 (2)
後藤寺線 (2)
田川線 (2)
唐津線 (4)
松浦線 (4)
佐世保線 (1)
大村線 (3)
長崎本線 (2)
島原鉄道 (1)
久大本線 (6)
宮原線 (1)
豊肥本線 (4)
高森線 (4)
肥薩線 (24)
くま川鉄道 (2)
吉都線 (1)
日南線 (3)
宮之城線 (2)
指宿枕崎線 (4)
鉄道展示館 (1)
写真集・書籍 (4)
鉄道模型 (1)
ご挨拶 (0)
はじめまして (3)
未分類 (0)
海外 (1)
山田線 (1)

月別アーカイブ

最新トラックバック

リンク

写真に写った方々へ

鉄道は人を運び、人に見送られ、人に支えられています。時として人が主役になります。

撮影の際には、なるべくご了解を頂くようにはしておりますが、そうできない場合もあります。写った方々と見る方々が不快に思われないようなものに限っていますが、ご本人やそのご関係者の方で、掲載に不都合がある場合には、メールでご連絡ください。 また、登場する鉄道員の方をご存知でしたら、差し支えがなければご紹介ください。

こあらまへのメール

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ご来場者累計

RSSリンクの表示

QRコード

QR